次は2021年度 高校女子バレーボールのインターハイ出場校に限定した注目選手です。
春高や他の記事で書いてしまった選手については今回は書かず、別の選手にします(^_-)-☆
廣田あい 選手(東京・文京学院大女高3年、今回はインターハイ出場を逃す)
吉武美佳 選手(大阪・金蘭会高3年)
深澤めぐみ 選手(岡山・就実高3年)
深澤つぐみ 選手(岡山・就実高3年)
濱田真友 選手(大阪・大阪国際滝井高3年)
木原未稀 選手(福井・福井工大福井高3年)
は書きました☆
詳しく書いたことがない選手について書きます。
始めます。
佐村真唯 選手(大分・東九州龍谷高3年)は魂で東龍を引っ張る経験豊富な選手です。
小学生では大分の青江ジュニアバレーボールに所属しキャプテンを務めました。県大会で優勝し九州大会に出場した経験があるようです。
中学から福岡の名門である上毛中に進学し、3年連続全中出場しています。
佐村さんは1年生のときからレギュラーを勝ち取り、1年生では富山全中ベスト8、2年生では宮崎全中3位入賞を果たしました。いずれも1個上には室岡莉乃さん(現・日立リヴァーレ)がいて、佐村さんが少し高いくらいの身長で跳躍力も似ています。
中学3年生ではキャプテンを務め、島根全中は同じく跳躍力を武器とする光広のぞみさん(現・安田女子高3年)擁する八本松中に敗れベスト16でした。
中3のJOC福岡県選抜では準優勝しました🥈
なのに佐村さん含め福岡選抜女子の表彰選手はいませんでした。。
福岡は毎年強いですね。この代は小柄で繋ぎが上手い選手が多い印象でした。
佐村さんは折立湖雪さん(現・東九州龍谷高3年)とWエースを組み、鋭いスパイクを決めていました。
高校1年生からライトポジションでレギュラーを獲得し、春高優勝を果たしました。
同じく当時1年生の新改星南さんのトスは例年よりふわっとした平行トスで、とても打ちやすそうでした☆
高校2年生でも春高センターコートまで行き連覇を目指しましたが、大阪国際滝井にストレートで敗れ3位でした。
今年はキャプテンとしてチームを引っ張る存在です。
小中高でキャプテンを任され、中学1年生から名門校でレギュラーを張る経験だけでなく、佐村さんの「魂」が3冠には欠かせないですね🔥
今年の東龍も楽しみです!
亀井美子 選手(山形・米沢中央高3年)は2年生からキャプテンを務める気迫あふれる選手です。
小学生では長井バレーボールスポーツ少年団で全小出場をしています。
中学時代はJOC山形のキャプテンを務め、JOC優秀選手に選ばれました。
全日本中学選抜オランダ遠征を経験しました。
プレーは見たことありませんでしたが、中学時代の記事でパワーが魅力だということだったので、東京の○○沢○徳に進学するのかな?と予想しました。
実際には山形の米沢中央に進学しました。
※でも翌年のJOC山形のキャプテン武田麗華さんはちゃんと下北沢成徳に進学しましたよ!(念押し)(伏せ字の意味なし)
高校1年生からレギュラーを勝ち取りましたが、山形市商(山商)が森谷友香さんや深堀鈴さんがいて強い代だったので、ギリギリのところで県予選を突破できずにいました。
※深堀さんが高校卒業後バレーをやっていないのは今だに寂しいです😭色んなプレーを軽々やってのけていていい選手でした。
高校2年生ではキャプテンに就任し、春高ベスト16を果たしました。
※立ちはだかる滝井。。
高校3年生でも県予選は危なげなく勝利し、インターハイ出場です。
リーダーシップと破壊力で上位進出を期待しています!
佐伯亜魅加 選手(愛媛・松山東雲高3年)はやさしさに包まれた超高校級アタッカーです。
実は以前も書きましたが、経歴整理のためにもう一度書きます。
小野スポーツ少年団
・小6 全小3位
・小6 スポ少全国3位
小野中
・中3 四国大会初優勝、全中出場
・中3 全中では決勝トーナメント1回戦敗退でしたが、通常ベスト8以上または開催地(島根)の選手に与えられる全中優秀選手を受賞
・中2,中3 2年連続JOC愛媛3位
・中3 JOC優秀選手、ドリームマッチ中学3年枠
松山東雲高
・高1,2 全国大会は全て出場
・高1,2 ドリームマッチ(2年生では中止)
・高3 四国大会優勝
小中で計4回全国3位を経験していることになります。
全中&JOCで優秀選手に選ばれ、ドリームマッチには3年連続選ばれています!取れるものは取ってきたという感じですね💪
小6では154cmでした。小学バレーのエースといえば160cm以上が多いので、そんなに高いほうではないですね。
※2019全小優勝の上黒瀬のエースは145cmでしたΣ(゚Д゚) 金蘭会でリベロやってますよー
そんな佐伯さん、中3では174cmですΣ(゚Д゚)
伸び過ぎではありません???笑
小6で154だったら、中3で169行けばいいほうだと思うんですよね笑
小学生時代のプレーは見たことありませんが、全小&スポ少で154cmエースとして結果を残しているということは、技術があるということですよね。
中学で身長20cm伸びたらそれは鬼に金棒じゃないですか🥺
高校は色んなところからオファーが来たようですが、地元の高校に進学しました。個人的には岡崎凜華さん(現・関西大学2年)のように愛媛から就実に行くのかなと思ってました😂
高1の春高では東九州龍谷に敗れベスト16でした。
東龍はそのまま春高優勝しました。
高2の春高では1回戦北陸高校とフルセットで白熱した試合でした。
2回戦で金蘭会🤔 この組み合わせ絶対早いんですよね。ストレートで敗戦しました。
金蘭会はそのまま春高優s、、就実に負けてしまいました😰
就実はそのまま春高優勝しました(なんかすり替わってません??)
佐伯さんが所属する松山東雲は、優勝候補に挙げられる超強豪校以外には勝っているイメージです。
これだけ凄いのに第一印象が穏やかなのが推せます。(あまり推しという単語は使わないですがつい使いたくなりました笑)
今年こそ佐伯さんが爆発するときです!!
永井いづみ 選手(東京・共栄学園高3年)は芯が強いオールラウンダーな選手です。
小学生では神奈川の名門である横浜バッドクイーンに所属していました。総監督と監督は秦さんご夫妻で、サントリーサンバーズの秦耕介選手のご両親です。
中学は東京の共栄学園に進学し、2年生ではレギュラーとして宮崎全中準優勝を果たしました。
このときはライトかミドルかで、そんなに目立っていなかったと思います。エースの小山愛実さん(現・JTマーヴェラス)の存在感が大きかったですね。
中学2年生の東京都新人戦を観ましたが、練習からニコニコ笑顔を絶やさずキャプテンとしてチームを引っ張っていました。中学の公式戦前の練習って結構表情が硬くなりますし、そうしないといけない雰囲気がありますよね。
試合中も先生に結構言われていたのに、そのまま笑顔で次のプレーに向かっていました。天性のものなんですかね☺️
このときにもの凄いメンタルだな、見習わなきゃなと感動したのを覚えています。
中学3年生でも全中に出場しています。先程の新人戦では確かレフトだったので、島根全中でもレフトだったのではと思います(不確実)。
決勝トーナメント2回戦で福岡女学院に敗れ、ベスト16でした。
JOC東京都選抜ではなんとセッターを務めました。
以下、ブログ主の心の声ですw
(準決勝)「え、正セッターなんですか」「あれ、本職じゃないですよね」
(決勝)「ツー決まるなぁー」「ん、優勝してしまいましたよ」
(表彰式)「えっ、ベストセッター賞!!」
凄ぇぇぇぇーーーーー!!!
全日本中学選抜にも選ばれました🇯🇵✈🇳🇱
いつからセッターやっていたんですか。。。
というわけですが、高校ではしばらくライトをやっていたはずです。入学前の全国私学では細川春香さん(現・嘉悦大学1年)とツーセッターを組んでいましたが。
高校1年生のインターハイや春高では、永井さんと同学年で現在エースの堤亜里菜さんはレギュラーでしたが、永井さんはレギュラーではありませんでした。
村田果捺さん(現・日体大2年)がキャプテンだった、インターハイ準優勝&春高3位のときですね。
高校2年生では組み合わせ的に春高ベスト4入りかと思われましたが、勢いのあるお祭りバレーの誠信高校にフルセットで敗れました。
誠信キャプテンの三留汐利さんは岐阜協立大学で1年生レギュラーを掴んでいます。
永井さんはライトで、全中決勝同様あまり目立っていなかったような気がしました。
しかし高校3年生になってセッターに復帰!(復帰なのか再転向なのか笑)
いつものごとく熾烈な東京都予選では、文京とセット率でさえ同じでしたが、得点率でくぐり抜け、紙一重の差でインターハイ出場を決めました!
なんといっても永井さんがキャプテンマークを付けて、セッターとして堤さんや扇谷光憂さんを最大限に活かしているのが嬉しかったです!
バックアタックの使い方が絶妙ですし、ディグの回転を無にするハンドリング、両サイドへのボールコントロールが良いな〜と思いました😍
セッター姿が眩しかったです✨
こちらが本職となるのでしょうか!?スパイカー出身の日本代表セッターっていますもんね👍
インターハイでは永井さんのセッター姿と、表情にも注目です!
本田凜 選手(福島・郡山女大附高3年)は将来が期待されるスパイカーです。
クイック、ブロード、バックアタック、ジャンプサーブ、一人時間差、、どれも一級品です⚡
型にはまらず色々試しているのが素敵ですね。
女子で新しい攻撃を行おうとすると合わなかったりで無理矢理感が出たりするのですが、本田さんの場合は身体能力と到達点でカバーできてしまいます🥺
普通に攻撃として通用しているので毎度驚きます!
郡山女大附といえば目黒優佳さん(現・JTマーヴェラス)、目黒安希さん(現・埼玉上尾メディックス)、目黒愛梨さん(現・日体大3年)の目黒三姉妹を輩出した学校です!
目黒さん長女次女に関しては、高校時代に名を馳せていたというよりは、大学でメキメキ力を付けて実業団入りを果たしたイメージがあります。
高校がゴールじゃない!ということなんですかね。
ゴールはここじゃない
まだ終わりじゃない
止むことのない歓声
アナタは先の方
ずっと先の方
追いつきたいなら今はTRY
、、ラグビーワールドカップですねww
今から本田さんを見ておけば、日本代表に入ったときに「高校のときから見てました😆」と言えますよ!!
女子もまた書くかもです。