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しんぷのこえだめ2

皆さんの声を貯めて力に変える肥溜めです

原発のことについてはもう既に書いたので
この後に及んで書く気はありません。

ただ原発の事が問題になってから
皆さんの中で、原発に絡み、色々な事柄の繋がりが見えてきだしていると思います。

そう、世の中全て何かしらつながっている(連動している)のです。


ここに一例を挙げます。
僕が昔成りたかったエコロジストへの批判にもなるかもしれません。
でも仕方ありません。
これが現実ですから。



一連の騒動で見えてきた事はこうです。

電力の問題。
原発がなければ今の使用電力はまかなえないという現実。
いくらクリーンエネルギーを投入しても
今の使用電力を考えると全くといっていいほど
お粗末な程の電力しかまかなえません。
どれだけ電力を使っているか、想像してこなかった現代人への警告です。

水の問題。
これは公共事業でつくられたダムのおかげで
首都圏の人々が生きていけるだけの水がまかなわれていたという現実。
無駄な公共事業と言われ続けてきたダムも
なければ、今の水需要には対応できないのが現実です。
今森林の貯水機能が見直されだし、
杉などの針葉樹ではなく、ブナなどの広葉樹を植える活動が
行われていますが、森林が回復するまでには何十年という歳月が必要です。
それまでにずっと水資源を確保しなければいけない現実があります。


よく公共事業反対のエコロジストがいらっしゃいますが、
あなた方がよく使う電車や道路、交通網は全て公共事業でつくられています。
そこには土木作業員がたくさん働いているわけで
そういう人達の生活をまかなえるだけの経済システム無くして
公共事業反対はできないはずです。
そこまで考えているエコロジストが日本にどれだけいるでしょうか。


僕の地元の同級生の話を例に出してみたいと思います。

彼は土木業の家柄で、高校時代に僕が島の環境問題と命打って
土木業を批判したりしていたので
彼は他にも思うところあって、高校卒業後、造園の道を歩みました。
しかし、造園業では経済的な面で生活していけず、
結局現在はご両親の後を継いで、土木業をしています。
彼は言ってみればエコを本気で考えた人でした。
でも、現実はそう簡単なモノではありませんでした。
今彼はどんな気持ちで家業を継いでいると思われますか?

僕は浪人時代に左官屋の手伝いをしたことがあるので
セメントコネを多少やりました。
腰に力を入れないと真ともなコンクリートは作り出せません。
またその作ったコンクリートや積み上げる石の重さは半端なく、
その作業たるや農業の比ではないくらいキツイ仕事です。
そのキツイ仕事を毎日こなしている方がいらっしゃるから
こうして新幹線などに乗って快適な旅行が楽しめるわけです。

僕の見解ではエコロジストと言われる人々は大抵インテリで金持ちで
地道に農業をしている人は少ないと思います。
土木業なんていったら経験した人はまずいないでしょう。
実際に土木業をやってみたら、どれだけ大変な仕事かわかるはずです。
多分1週間も持たないんじゃないかなーw

有名な人であればあるほど、厳しい現実とは反対の場所にいる人達が多いです。
まぁあくまでも僕の印象なので
現実とは食い違うという方もいらっしゃるとは思いますが、
そういう生半可なエコロジストにはなりたくないし、
将来そんな言いたい事だけ言ってて実際やらない人にはなりたくないので
僕は農業の道を率先して進もうと思っています。

僕は8年もブランクがありますから、
実際農業に従事してきた人からすれば
今更何をいってるんだ?
と批難されても仕方ありませんが
今からでも遅くは無いと思っています。


今楽をしてしまったら
これから起こりえる苦難の時代には
到底生きていけない事でしょう。

農業の道は過酷な道です。
震災での風評被害からもわかる通り、
農家はある意味ギャンブル性を伴う職業です。
農作物を高い投資の上で作っても自然災害や人的災害で
全て元の木阿弥にされてしまうのです。

また地球環境が悪化すればするほど
その道はより険しくなります。
賃金的にも低賃金で
贅沢な生活はできないでしょう。

自然農法を取り入れるようにと盛んに宣伝しまくっていますが
自然農法で3年、5年、10年続いた専業農家がどれだけいるか知っていますか?
農業は口先で言えるほど、楽な仕事ではありません。

僕はそれら厳しい現実があるのもわかっていますが
それでもやろうと思っています。

それくらい、これからの時代、必ず必要になってくる職業だと思っています。

今は花き生産農家で働いているので
食糧生産までは余りできていませんが、
そこで少しでも農業についての知識を得、
ゆくゆくはその道で暮らしていけるだけの貯蓄と知識を得るつもりでいます。

ただこれも今は最善の道だと思っていますが、
当然、人との交流の中で変化はすると思います。

ただただ、今はそちらに目線がいっています。

来る時代を予測しつつ、今できる事を精一杯やるのが
今僕に課せられた使命です。


皆さんはどういう生き方を選択しますか?

別に僕と同じがいいとはいいませんが、
10、20、30年後の未来を自分なりに予測して
今を生きてほしいと思います。