第12話

中に入った。

会議室のような机が並んでいる。

その席が満席‼️
しもやんが前で話している‼️

生しもやんやー😊

しもやんは、金色の壁の前で話していた。

座る席を探した。

机と椅子の両方揃っている席が、
空いていなかった。

一番後ろに椅子だけ、いくつかあったので、
しずかーに座った。

前に座っていた男性が、振り向いてくれて、
隣にすわらはりますか⁉️みたいな
仕草をしてくれた。

ひとつの机に3人座れるようになっていたけど、みんな真ん中には、荷物を置いて2人ずつ座っていたので、

大丈夫です‼️ここに座ります。
と小さい声で言った。

前を向いて、しもやんを見た。

あかん💦
泣きそうやー💦

本当に涙が出てきた。
わーんっと泣いてしまいそうだった。

あかんあかん。
そんなことしたら変な人に見えてしまう😱
なんとかせな‼️

涙をこらえて、ハンカチを取り出して、
汗を拭くふりをして、目もふいた。

しばらく、しもやんの話を聞いた。

ふっと、右側から視線を感じて
顔を右側に向けた。

ひとりの女性が私に、ニコっと
笑いかけてくれていた。

ステキな笑顔やなー😊
私も、ニコっと返した。

しもやんは、前で話している。

正直に言うと、このあたりのしもやんの話は、
全然覚えていない…。

しばらく、話しを聞いていると、
さっきニコっとしてくれた女性と、
その隣に座っていた女性が2人で机を
運んできてくれた‼️

しもやんが前で話しているので、小さい声で、
ありがとうございます😊

と言って、座らせていただいた。

ニコっとしてくれた女性は、
しもやんが話している間、筆ペンで
何かを書いていた。

何をかいてはるんやろー⁉️
と気になって、チラチラと見ていた。

一旦、休憩時間にするとしもやんが言った。

みんな、部屋から出てトイレに行ったり、
部屋の中や外でばらけて話をしはじめた。

私もトイレに行かせてもらおうと部屋から出た。

扉を開けてすぐのところで、ちょうど、
しもやんが誰かと話していて、
その話が終わったところだった。

しもやんの前まで行って

朝から行けないとメールをさせていただいた、
松浦です。
なんとか参加できるようになりました!
と言った。

しもやんは、一瞬⁉️って感じやったけど、

すぐに

おー‼️いらっしゃい‼️

と言って、右手を出して
握手をするようにしてくれた。

えっ‼️っと思ったけど、
ものすごく自然に手を出してくれたので、
私も右手を出して握手をした。

握手をしたらしもやんは、
両手で私の右手を握ってくれた。

そして、よー来たねー‼️
ありがとう‼️

と言ってくれた。

私は、ありがとうございます😊家族が
協力してくれて、来ることができました‼️
と答えた。