患者家族として思うこと | ほっこり 知恵袋

ほっこり 知恵袋

三軒茶屋の歯医者さん 下馬デンタルクリニックのブログです。詳しくはこちら⇒http://shimouma-dentalclinic.jp/

癌の告知をされた家族としてできることを考えてみた。まず優先したいことは、本人のメンタルサポートである。不安な気持ちを受け止め、本人が自分らしく居られる家庭でいられること。妙に親切で、暗いのはNG! 気を遣われるのは、本人にとって苦痛のようだ。そんな中に出合った本がある。

がんの専門医の話。専門用語なしの平易な言葉で、分かりやすく書いてある。
がんを正しく理解すること、治療への向かい方、メンタルケアなど。

治療を積極的に進めていける段階なのか?もし、全身的な状態が思わしくなかったり、難易度の高いがん治療の場合、選択肢として、積極的治療を行わない方法もある。医学的な検査のモニタリングを前提として、痛みをとり、その人の生活を優先する方法もある。

何よりも大切にしたいのは、本人の気持ち。そのためには、気軽に相談できる窓口が必要だ。どんな些細なことでも聞いてもらえるところ、家族も含めて相談できる窓口やカフェが必要だ。

ピアサポート、専門家の話、患者家族、セラピストなど、多職種の力が必要だ。

悩みを抱え込まないで相談できる環境を整えること、これが最も大切だと感じている。病気になっても、安心できる環境であることを優先したい。