モンスターモンピースには「電脳パック」と総称される、対人戦の報酬でしか入手できないパックがある。

電脳パックから出るカードはどれも強力であり、対人戦を制するにはほぼ必須と言える。

しかしこの仕様が「勝つためには勝たなければならない」という進次郎構文ジレンマを生み出しているほか、収集しようとなると対人戦をやるハメになるが、熟練者同士になると対戦時間も長くなるため、収集効率が非常に悪いという問題が見つかった。


そこで考案されたのが、「談合プレイ」である。

対戦をまともにプレイせず、互いにギブアップを繰り返し、パックを集めていくのだ。

すさまじいペースで対戦が回転していくため、強力なカードのほか、副産物としてお金やこすりP(カードを脱がせるのに必要なポイント)も大量に入手できるということで、発売当時は多くの談合部屋が立てられたものである。


一見万能に見える談合プレイにも、たったひとつだけ難点がある。

それは、行うためには相手が必要になるということ。

発売当時ならば、攻略wikiや2ch(現5ch)等で談合相手の募集が行われていたが、今となってはモンスターモンピースが発売して、既に10年の月日が経っている。こうなるとさすがに、付き合ってくれる相手はそうそう見つかるものではない。

しかし、電脳パックで手に入るカードには面白い効果のものも多く、あるとないではゲームの奥深さに天と地ほどの差が生まれるので、電脳パックの収集は、モンスターモンピースを骨の髄まで楽しむためには、決して避けては通れない道である。


諦めるしかないのか?否、我々にはある手段が残されている。

それはVita本体を2台使い、自らで談合プレイを行うことだ。

これならば砂漠で花を探すかのごとく相手を見つけ出す必要もなく、自分のやりたい時間に、やりたいだけ談合プレイができる。最高じゃないか。


しかし、そんな馬鹿げたことをするために、決して安くないVita本体を2台も買い揃える者が果たしているのだろうか?

否、いるわけないだろう。10年前に出たお気に入りのゲームをとことん遊び尽くすために数万の買い物をするのは明らかに割に合っていない。

費やされる時間や労力も無駄そのものだ。ふざけるのも大概にしたまえ。





やりやがった…!

間違いない!こいつは空前絶後のアホだ…!


いやほんとは1台目がもう10年使ってるし、マンカケもまだまだやりたいから2台目を確保しただけなんだけどね。


1台目が1000だから2000にしてみたけど、悪くないね

軽いし、画面も有機ELから液晶になってるけど、まったく感じさせないどころかむしろハッキリして見える

作戦変更して1000をマンカケ用、2000をモンモン用にするわ


カード集まって面白いデッキ組めたら紹介するね