こんばん優☆ & こんばんポノック♪
9月に新宿ロフトで行われた有頂天とラフィンノーズのツーマンで、開演前に
DJの方が日本やイギリスのパンク/ニューウェーブの曲を沢山かけてくれた。
その中にD-DAYの『失くした遊園地』という曲があって、D-DAYなんてバンド名
しか知らなかったのに、パッと聞いて何故かすぐにD-DAYの曲だと分かった。
それが物凄いインパクトがあって、気になってYouTubeで確認して、
更にCDが買えるかどうか調べてみたら、まだ入手可能ではないか!
ただ、ちょっと古いCDということでどこの店にもなく、秋葉原のタワレコに取り寄せてもらいました。
D-DAYと言えば、宝島が編集した日本ロックバンド名鑑みたいな本には
必ず名前が出ていて、テイトムセンなんかでよくレコードも見かけた。
でもあの頃はハードな音のバンドばっかり聞いてたもんで、何となく
弱々しいイメージのD-DAYとは縁のないまますっかり忘れてしまってた。
それが時を経て、ひよんなきっかけでこうやって聞く機会を得ることになるんだから面白い。
このCDは二枚組で、一枚目にはアルバムとシングル曲を、
二枚目には未発表のセカンドアルバムの曲を中心に収録。
初めて彼らの音楽にちゃんと触れてみて、今まで勝手に
抱いていたイメージとだいぶ違ってて驚かされました。
もっと暗くて耽美的な曲をやってるんだろうなと思ってたら、そんなことなかった。
サウンドはニューウェーブでも歌詞は女の子らしい可愛い曲も
あって、今のアイドルが歌っても違和感なさそうな曲もある。
曲そのものもニューウェーブと一言でくくってしまうには
多彩というか、様々なタイプの曲があってなかなか深い。
時にジョイ・ディヴィジョンの様で、時にストラングラーズの様で、
妙にポップな曲やボサノバっぽい曲やワルツ調の曲もあったりして。
ボーカルがまた独特の甘いロリ声ボーカルで、これが耳に引っかかるんですな。
二枚目になるとポップ度がグッと増して(音質はイマイチですが)、もしこれが正式に
リリースされていたら、ギターポップやひいては渋谷系としても聞かれていたかも。
いやマジでこの中の曲、誰かアイドルにカバーしてもらいたい。
何でもボーカルの川喜多美子さん現在は闘病中だそうで…大変だと思いますが頑張って欲しいです。
さて、明日からまた一週間スタート。
週末のRizumuさんのワンマンとマベのライブに気持ちよく参戦できるように、なんとか乗り切りたい。
では、今日はこの辺でおやすミサティ★