【マンガ】今日の一冊…『ジャンプ流 vol.19 大場つぐみ・小畑健』 | クズレコハンター下手のパンダはただ今授業中~ロックと映画とアイドルと…~

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Finolia Girlsの皆(特にSurvive-ZERO)、元SDN48の野呂佳代さん、AKB48チームK卒業生今井優さんを応援し、チームBの片山陽加さんも応援している日本語教師が仕事や趣味について語るブログ。


こんばん優☆ & こんばんポノック♪




『ジャンプ流』、前号の秋本治に続いて今回は大場つぐみと小畑健の黄金コンビ。

お二方の創作の秘密をぜひ覗いてみたいと思って買ってみました。


残念ながら大場つぐみは冊子に掲載されたインタビューのみですが、
小畑健の方はDVDでカラーイラストの制作過程がじっくり見られます。



最近はデジタルで作画・彩色を行う漫画家も多い中、小畑健は完全ハンドメイド!

ペン入れではあの繊細な線を迷いもなくササッと引いて行き、彩色はベタ以外は全てコピックで着色。


このコピック捌きがまた凄い。

薄い色から濃い色へと徐々に色を重ねて行く塗り方、また
色の対比、強調や塗り残しなど非常に参考になりました。


たかがコピックされどコピック、使い方ひとつでこんなに可能性が広がるんだと感心しきりです。



DVDには仕事場訪問コーナーもあって、あんな凄い画を描くのに
整理整頓や原稿の保管などには無頓着というのが意外だった。

ちなみにご本人、顔出しはNGらしく最後まで首から下しか映りません。


アシスタントが6人ぐらいいたのもちょっと驚きだったなぁ…

あの作画クオリティーで連載を続けるにはやっぱりそれぐらい必要なのか。



しかし今回いちばん驚いたのは、大場つぐみがどうやら男性らしいということです。


自分は名前からしてずっと女性だと思ってたし、ストーリー
運びやセリフ回しからも女性だと信じて疑いませんでした。

いや実際は女性か男性かなんて考えたこともなく、頭から女性だと決めつけてました。


ところがインタビュー中で一か所だけ“僕”を使っていて、ペンネームの由来にも
性別不明な印象を与えたかったみたいなことを言ってて、あ、こりゃ男性だなと。



てか、大場つぐみがペンネームだということすら知らなかったわ。

これはちょっと、じゃなくて相当ショック。今後このコンビの作品の読み方が変わりそう。


さて、明日は連休最終日ですが、こっちは例によって授業の準備。あと明日こそは部屋の掃除したい。

では、今日はこの辺でおやすミサティ★