こんばん優☆ & こんばんポノック♪
今日は仕事帰りに明治大学の裏にある、米沢嘉博記念図書館へ三原順の展示会を見に行きました。
三原順と言えば『はみだしっ子』。
その『はみだしっ子』の生原稿やカラーイラストを中心に、レアなグッズや遺品なども
展示されていて、決して広くはないスペースなんですが、とても見応えがありました。
とにかく生原稿の描き込みの緻密さ、美しさにはただただ圧倒。ずっと見ていても全く飽きない。
『花とゆめ』の『はみだしっ子』特集号からは当時の人気ぶりが
伺えるし、読者プレゼント用グッズの数々も興味深く見ました。
『はみだしっ子』はともかく、『ルーとソロモン』のイメージ
アルバムとシングルが発売されていたのは知らなかったなぁ。
個人的な話をすると、自分が『はみだしっ子』を愛読していたのは今から30年以上前の中学生時代。
行きつけの古本屋の外に野ざらしになっていた100円本の箱から、単行本をコツコツと買い集めました。
やっぱり中学生の頃って多感な時期ですから、何か感じるものがあったんでしょう。
単行本だけでは飽き足らず、イメージアルバムや複製原稿集なども買いました。
ただ花とゆめコミックス版では途中までしか揃えられず、後に出た愛蔵版でやっと全巻入手。
正直、改めて今『はみだしっ子』を読むと、ちょっとしんどいところもあります。
傷ついたり傷つけられたり、そういったことにすっかり疲れて
麻痺してしまった心には、彼らの言動は重ったるく感じます。
それでも今日、久しぶりに『はみだしっ子』に触れて、あの頃の気持ちが甦った気がしました。
嫌なことがあってもサッサと蓋をして、記憶の奥へとしまい込むことに器用になってしまった今の自分。
方や小さいことをいちいち気にしてウジウジしていたあの頃の自分。
どちらも自分であることに変わりはないとしても、一体どっちがいいのやら…
ただ一つはっきり言えることは、今の自分の方が感情は死んでいるって
ことか。死んでいるっていうか、殺したっていう方が正しいんだけど。
この展示会、5月いっぱいまで開かれていて、定期的に
展示内容が変わるので、また足を運びたいと思います。
この機会に、また単行本を読み直してみようかな。
さて、明日のFG出演のライブ、昼の渋谷か夜の上野か、どちらに行こうか考え中。
メンツ的には渋谷の方が面白い。でも時間的には上野の方が都合がいい。
うーん…もう少し考えます。
では、今日はこの辺でおやすミサティ★