改めましてこんばん優☆ & こんばんポノック♪
書店で見掛けてからずっと気になっていた一冊(というより一枚?)。
主に『みごろ!たべごろ!笑いごろ!!』出演時の映像を中心に構成されたDVDが付属のフォトブック。
値段は手頃でも中身が心配でなかなか手が出なかったんですが、思い切って買ってみました。
結果としては…うーん、ちょっとDVDの編集が雑かなぁ。
画質もあんまりよくないし(『ドレミファドン!』出演時の映像がクリアなだけに余計に気になる)。
二曲しか収録されてない公開ライブがテンション高いので、こっちを多く収録して欲しかった。
実は収録時間80分のうち歌は30分弱しか収録されておらず、残りは全部『みごろ!~』でのコントの映像。
これも、絶対もっと面白いコントあったと思うんだよな~。
『みごろ!~』のDVDボックスを買わせるために、わざと出来
のいいコントは外したんじゃないか?とつい邪推してしまう。
特に『若大将とカバ大将』は要らんだろ~(関係ないけどこの
コーナーでの客の西田敏行に対する野次罵声が本当に凄い)。
ただ、これらはあくまで商品としての不満であって、キャンディーズの
歌やコントがよくないとかそういう意味では決してない(←ココ大事)。
生バンドを従えた歌はハーモニーばっちりだし(客がPPPHしとる)、コントでのやり切り度も半端ない。
その中でも『キャンディーズ童謡大全集』は素晴らしすぎる。これだけで30分ぐらい続けて見たい。
ひとつ気になるのが、この頃の公開番組って客の顔もけっこう映して
たんですけど、商品化に当たって客の顔にボカシかけてるんですよ。
これが見ていてヒジョーに気持ち悪い。
客席だけが映るカットなんて画面総ボカシ!
昔は番組で顔が映ると、逆に「テレビに映った~」なんて無邪気に喜んだ
ものなのに、倫理観も時代に合わせて変化してるってことなんですかね。
いやそれにしても30年以上前の映像でしょう?
今更プライバシー保護もないと思うんだけど…別に悪いことしてるわけでもないんだし。
フォトブックの方は丁寧な編集なだけに写真が小さいのが残念。
衣装の変遷なんてもっと大きい写真で見たかった。
振り付け解説は要らなかったかも?
キャンディーズのDVDって実はけっこう出てるんですよね。
でも何枚かに分割されていたり、コンサートの映像だけ
だったりするので一枚物で決定版っていうのがなくて。
だからかなり期待してたんですけどね~…
まぁ手軽に手っ取り早くキャンディーズを楽しむ一枚ってとこですか。
しかしデンセンマンか…懐かしいなぁ~。
キャラクターデザインが石ノ森章太郎先生だから、今見ると意外とカッコいい。
声はもしかして堀勝之祐か?
と思って調べてみたら、やっぱりそうだった!