おは優☆ございます & おはポノック♪
昨日たまたまNHKを見ていたら、『追跡 A to Z』という番組で電子書籍についての特集をしていた。
村上龍や瀬戸内寂聴といった一流作家が積極的に電子書籍に参入しているという内容で、ちょっと驚いた。
書き手側は電子書籍に対して否定的なんじゃないかと勝手に思っていたので。
特に瀬戸内寂聴は電子書籍を新しい挑戦の場として捉えている
だけでなく、まるでオモチャを楽しんでいるかのようだった。
ただ電子端末で文章を読むだけではなく、ある場面になると音楽が流れるとか画像が出るとか、
こういうことは作品に対する読者のイメージを限定してしまうのではとも思っていたんですが…
ところがどうもその辺のこだわりはないみたいで、むしろ文章・音楽・画像と
いくつかの要素が集まって1つの作品を形成するという発想なのでしょうか。
音楽配信についてもそうだけど、パッケージメディアにこだわるっていうのは古臭い考えなのかなぁ。
自分の場合、本って表紙があって手でページをめくれて本棚にしまえて…という物としての
“カタチ”がないと不安なんですよね…まぁこういうこだわりが既に古いんでしょうけど。
でも冷静に考えてみると、今やニュースを携帯やパソコンから見ることに特に抵抗はないし、
ブログにしたって電子版壁新聞みたいなものだから、そんなに難しく考えることもないのか。
実際に使ってみれば使ってみたで“おお、これはなんて便利なんだ!”って思うのかも。
ただねぇ…もし端末を紛失したり壊したりしたらって考えるとヒジョーにコワイんですけど。
したら端末の中の書籍が全部パァになってしまうやん…ねぇ?