こんばん優☆ & こんばんポノック♪
最近、図書館で借りた『少年ブーム』という本を空いた時間などにちょいちょい拾い読みしています。
これが面白いんですよ。
昭和から平成にかけての子供たちの間で流行ったものをいろいろ
取り上げてまして、読みながら懐かしいな~と思うことしきり。
自分ぐらいの世代だったらこの本に取り上げられている中ではやっぱりガンプラが最大のブーム
だと思うんですけど、他にもスーパーカー消しゴムとか、あとなめねこなんかも流行ったな~。
他にもスライムとかルービックキューブとかゲームウォッチとか…。
さすがにビックリマンチョコやミニ四駆、キン消し辺りになると弟の世代になってしまいますが。
※ビックリマンチョコは、極々初期のドッキリシールなんかが付いていた頃は一瞬流行りました。
この中では取り上げられていないんですけど、ラッセルヨーヨー(競技用の
ヨーヨー)やバンバンボール(プラスチックで出来たラケットにゴムボール
がゴムひもで繋がれていてバンバン叩くもの)なんかも流行りましたね~。
どちらも三段階のランクがあって、値段の高いヤツは重量感もあって見栄えがいいんです。
これが安くなるにつれて軽くてチャチな仕様になるんです
よ…当然自分はいちばん安いヤツしか買えませんでした。
この本読んでて思うのは、いくつかのブームの驚くほどの終息の早さ!
アメリカンクラッカー(分かるかなあ…)なんて1ヶ月ほどの間にブームが爆発して終息してる…。
中にはルービックキューブやオセロのように、ブーム自体
は終わっても未だに愛好家が多くいるものもありますが。
それと、ブームが沈静化する理由も様々なんですね。
飽きられてしまうのはもちろん(ま、これがいちばん多いパターンでしょうね)、上のアメリカン
クラッカーやホッピング、フラフープの様に怪我人が出たりしてブームが去ってしまったりとか。
飽きられるっていうのは、ウチの姪と甥を見てても感じます。
「あれ?あれはどうしたの?」って聞くと、返ってくる答えは大抵「もう飽きたよ」ですから。
恐○キ○グとかム×キ×グとかラ△&ベ△ーとか…自分たちの頃もそうでしたけどね。
そうやって考えるとポケモンって本当にすごいんだなあ…。
それと、仮面ライダースナックやビックリマンチョコの様に、本来はお菓子がメインでオマケ
はあくまでもオマケなのに、いつしか逆転現象を起こしてしまうパターンもあったりして…。
この点に関しては今のAKBの商売のやり方に強く重なるものを感じるんですよね…
何にでも生写真を付けてコレクション欲を煽り、同一商品を複数買わせるやり方は、
仮面ライダースナックやビックリマンチョコと同じじゃないかと思ってしまいます。
この件に関しては機会を改めてきちんと書きたいと思ってます。
何にしても、こうやってブームを紐解いていくと、ブームが起こる背景や社会情勢の
移り変わり、子供や家族の暮らしぶりの変遷が分かってなかなか面白いものですね。