こんばん優☆ & こんばんポノック♪
今とても売れているらしいこの本。
恥ずかしながら同僚に教えてもらうまで存在すら知りませんでした。
その同僚が買ったというので、借してもらって読みました。
読み終わっての感想は…いろいろですね。
『あー分かる分かる』ってところもあるし、『ホントにこんなことあんの?!』ってところもあるし。
まあマンガですからね、多少は(というか、かなり)誇張もあるのではと思います。
でもこれを読んだ日本語学校の講師は、自分を含めて皆、『やられた!!』と思ったはず。
日本語学校で仕事をしていると、本当にいろんなことがあるんですよ。
何しろ国籍も年齢もバラバラな学生が同じクラスに詰め込まれるわけですから。
そんなクラスで起こるあれやこれやを本にしたら面白いだろうなあと、
この仕事をしている人なら誰でも一度は考えたことがあると思います。
もちろん自分もあります。
でもそのときに、学生のプライバシーに係わってはこないだろうか、とも思ったんですよね。
名前は仮名に出来るからいいとしても、この国の人はこういう質問をよくするとか、この国の人は
こういう考え方をするとか、読んだ人に偏った先入観を与えてしまわないか、とも思ったんです。
その点そういうところがこの本はさらりと描かれていて、うまいなあと思いましたけど。
もし自分が描いていたら、暴露本みたいなもっとジメジメした内容になってたと思うし。
あとはですね、よほどインパクトのある出来事でもない限り、けっこう忘れちゃうんですよ。
何しろ準備→授業→準備→授業の繰り返しですから、なんかもう記憶が
どんどん上書きされて、古い記憶が消去されていっちゃうんですよね。
面白いことやいいことばかりじゃありませんから、意識的に忘れようとしているところもあるし。
でもこの本読んで失敗したなって思いましたよ。
何か面白いことがある度にメモしとけばよかったなあって。
さすがに学生に任侠言葉で挨拶されたことはないですけどね…。
さて、ON8までもう少し。
今日は誰が出るんだろ。
野呂さんは今ごろレッスンで頑張ってるんだろうなあ…
めーたんもゆかりんもCinDyも…。