コロナに負けるな!頑張る下関!! | 日本の歴史と日本人のルーツ

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コロナに負けるな!頑張る下関!!
先帝祭上臈参拝の練習が行われました

コロナ感染症の影響で本年のしものせき海峡まつりは中止となりました。先帝祭についても上臈道中や赤間神宮内の天橋渡り等、その他のほとんどの行事は中止となりますが、赤間神宮様と当協会で協議し、大安殿より中での神事についてのみ縮小した形で行うこととなりました。太夫2名(振袖太夫、傘留太夫)と禿2名に介添え2名が神事に臨みます。神事についても、一部の関係者のみで執り行い、一般の方はご覧いただけませんが、何より延々と続く伝統行事を途切れさせることのないことを目的として実施することといたしました。

例年は40名以上の奉仕者で行われる赤間神宮での練習も、例年と違い、4月10日、15日の2回のみ、練習時間を短縮し全員マスクを着けて行いました。

水野宮司「コロナ感染症の影響から赤間神宮、先帝祭にとっても前例のない危機となりました。しかし、皆様のご協力で先帝祭が下関市の無形文化財となって50年の記念すべき年に、神事を途絶えることなく行うことができることになり、ありがたく思います。」

太夫役「一時は先帝祭行事全てが中止になることも仕方ないと思っていましたが、神事ができ参加させていただくことに感謝いたします。一般の方々にはお見せできませんが、私達がお参りする5月3日13時に、皆様のいらっしゃる場所で安徳帝の御霊に一緒に手を合わせてくだされば幸いです。」

太夫役「幼い時から長く日本舞踊に励んできて、先帝祭の太夫役は夢の一つでした。当初の形とは違いますが、しっかりとお務めさせていただきます。」

先帝祭を毎年楽しみにお待ちいただいている皆様方、この度は、コロナ感染症拡大阻止の観点から、非公開となりますことをお許しください。下関観光コンベンション協会では秋以降、コロナの収束に伴い、下関市民の誇りでもあります先帝祭上臈道中行事を何らかの形で皆様にお見せできるよう努力していきたいと思います。そして、来年は必ず、絢爛豪華な上臈道中、参拝行事、市中を歩く5人の太夫を皆様にお見せできますように関係者の皆様と一緒に準備を進めてまいります。