富士山のお鉢巡り | 日本の歴史と日本人のルーツ

日本の歴史と日本人のルーツ

日本の歴史と日本人のルーツを解明します。

基本的に山口県下関市を視座にして、正しい歴史を探求します。

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南から北に見下ろす(3D)


参考

日本の絶景、富士山お鉢参り

ダイヤモンドオンライン(2019.9.2、参考)

クレセントエルデザイン


標高3776.24m、日本最高峰の独立峰、世界文化遺産でもある日本一の山、富士山。この富士山頂の火口をぐるりと一周回る「お鉢巡り」の様子をドローンで撮影しました(特別な許可を得て撮影しています)。白装束で列になり歩いているのは、霊峰富士を信仰する山岳信仰「富士講」の方々です。金剛杖を突きながら「六根清浄」(人間の六つの根〈欲望や執着心〉を清らかにすること)と唱えながら一歩一歩に祈りを込めて進みます。お鉢巡りは富士山頂にある八つの峰を巡ることからそう呼ばれるようになり、転じて「お鉢巡り」になったと言われています。一周平均約1時間30分ほどの行程になります。

富士山頂は砂礫地帯で草木はほぼ見られません。赤く荒々しい溶岩石の形状は自然が作り出す芸術品です。最高峰から眺める空には何もなく、眼下に雲を見おろす、まさに「ここでしか見られない」異次元空間のような特別な風景です。

富士山への登山が可能なのは7月から9月10日まで。富士山の夏は短く、そして尊いものです。ぜひ人生で一度は富士山頂の絶景を体感してください。

(撮影・文/クレセントエルデザイン)