サグラダファミリアのあるバルセロナはスペイン語の地域では無かった | 日本の歴史と日本人のルーツ

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スペインのバルセロナにあるサグラダファミリアを見に行くと、観光案内板が三ヵ国語表記になっている。英語、スペイン語ともう1ヶ国語であるが、フランス語でもイタリア語でも無いが、ラテン語系の言語であることはすぐに分かった。

実は、現地のカタルーニャ語であった。フランス南部のプロバンス地方もオック語と言うフランスのパリの言葉のフランス語とは違う言語を喋っており、同様な状況かな!と、納得した。

しかし、警察と独立派のデモ隊が衝突するくらい深刻になっている事に驚いた。バルセロナはスペインで最も経済力がありながら、政府に吸い取られていると不満が蓄積していたようだ。ピレネー山脈の北西部には、大幅に異なる言語のバスク語の地域があり、やはり独立運動が過激である。

言葉の違いは民族の気質や価値観と結びついており、仲良く平和に!と単純に説得出来ない難しさがある。



左上: バスク自治州、右中央: バルセロナ


参考

カタルーニャ独立派と警察が衝突 バルセロナでの閣議に反発

AFPBB news(2018.12.22、参考)


【AFP=時事】スペイン北東部カタルーニャ自治州で21日、同州独立支持派の抗議デモの参加者と警官隊が衝突し、62人が負傷したほか、13人が逮捕された。州都バルセロナで中央政府が閣議を行ったことが、独立派から挑発と受け止められた。

スペイン政府の週例の閣議は通常、首都マドリードで行われるが、ペドロ・サンチェス首相率いる社会労働党政権は今回、同州への融和姿勢を示すためバルセロナでの実施を決定。これが裏目に出て、街頭デモにつながったとみられる。

デモ参加者は警棒を持った警官らに金属製の柵や石を投げたほか、閣議の会場から300メートル足らずの場所に設置された警察の防御柵を突破しようとした。

州当局によると、一連の「衝突」に関連して警官35人を含む62人が負傷、13人が逮捕された。

このほか市内のフランサ駅近くでは、数千人が別の抗議集会を実施。集会が平和的に行われる中、「占領勢力は出て行け」というメッセージを掲げる参加者らの姿も見られた。

政府は閣議で、公務員給与の増加につながる最低賃金の22%引き上げを承認。さらに、同州のインフラ整備事業に対する投資を発表した。

だが21日は、同州独立の動きを阻止した中央政府が前倒しで州議会選を実施してから1周年に当たり、この日が選ばれたことに一部のカタルーニャ州住民が反発した。 【翻訳編集】AFPBB News