議会2日目

 

一般質問の日です。

 

質問者は6名で本日は4名でしたキラキラ

 

 

 

私の一般質問は少子高齢化とコロナの影響を受けているこれからの自治会活動ついて質問しました ビックリマーク

 

人口減少・高齢化と自治会制度について

 厚生労働省は2月27日、人口動態統計の速報値を公表しました。年間出生数は75万8631人と、8年連続で過去最少を更新。「晩婚化、晩産化の傾向に加え、コロナが婚姻活動や出産に影響した可能性がある」と言われています。国立社会保障・人口問題研究所の推計より、およそ12年早いペースで少子化が進んでいるということです。

日本の人口は想定していたより早く減っています。内子町の人口も同じく激減しています。戦後の日本、皆が衣食住すべてにおいて恵まれた環境ではなく貧しいなかでしたが、ほとんどの家庭には3人以上の兄弟姉妹でした。生まれても成人になるまでに病気で亡くなる場合が多かったのでたくさん子どもを産んでいたという話もききます。当時はテレビや夜の娯楽もなく自然な営みで子どもができたのではないかと言われる人もいますが、私も両親や祖父や祖母にその話を聞いてないので定かではありません。

 

 合計特殊出生率が1.2人台となったということですが、既婚女性が1人しか出産していないという意味ではなく、この指標は、分母が15歳~49歳の全女性であり、当然未婚者も含むことで未婚率があがれば自動的に減ってしまうものです。

確かに子どもの数は減っていますが、出産した母親だけに対象を絞れば2人に近い子どもを産んでいます。

 私の住んでいる龍王自治会上村区の子どもの数を調べてみました。愛護班加入者は11軒で、1名の子どもの家庭が2軒、2人の家庭が3軒、3人の家庭が6軒であります。意外と二人以上の子どもの家庭が多いのです。率でいうと、1人の子どもの家庭は18%で2人以上の家庭が81%ということになります。

 

 なら、何故子どもの数が減っているかというと、未婚率の上昇と晩婚化であると言われています。となると内子町も先ずは結婚する若者を増やす施策が必要ではないでしょうか。

 大谷翔平さんが結婚を発表されました。彼のようなスーパースターが「結婚って素晴らしいよ。家族ができるのは素敵なことだよ。皆さん、結婚しましょう。子どもはたくさん産みましょう」と呼び掛けてくれ、マスコミも結婚のすばらしさをどんどん宣伝してもらえると、若い人の考えも変わってくるのではないかと思うのですがどうでしょうか。

 結婚そのものに対する価値観の変化や都会への流出が重なり人口が減少して多くの自治体が高齢化しています。人口減少と高齢化は自治会活動にも大きく影響してきているのではないでしょうか。

 

「地域づくり計画実現のために、住民自らの創意工夫により、主体的に取り組む地域づくり事業に対し、補助金を交付することによって地域づくり活動の気運を高め、運動の定着を図り、ひいては地域社会の活性化に寄与すること」を目的に、内子町は平成14年度から自治会制度を導入し、3町合併後は五十崎、小田でもそれぞれの自治会で地域づくり計画書を作成して活動されています。全国でも注目されてきたこの自治会制度も、人口が減少するなか20年が経過しましたが、この制度の成果と今後について問います。

 1,地域の魅力創出事業、コミュニティビジネス創出事業、広域連携推進事業とあるが、それぞれの地域にあった個性ある活動としてどの様なことがされてきたか。3つの事業において、それぞれの実施率はどれくらいか。合併から20年近くが経過し人口減少と高齢化により活動内容や事業量の変化や違いはどうか質問します。

 

続いての質問ですが、

 2014年、岩手県知事や、第1次安倍改造内閣や福田内閣で総務相を務めた増田寛也氏(ますだ・ひろや)を中心に民間有識者でつくる日本創成会議が発表した消滅可能性都市では、多くの人が衝撃を受けたと思います。

 

 地方の自治会活動やコミュニティ活動を持続させるためには、若者の結婚感覚を変えるだけでなく人口の流出を止めることが必要です。内子町でも結婚する若者が増えても都会へ流出すればどうにもなりません。将来結婚をして子ども持つことができる若者の定住が必須でしょう。そのためには、働く場所があるということだけでなく、高校、大学へと進学させることができる経済力が必要になります。それだけの経済力は誰もがそう簡単に得ることができないとすると、行政からの支援が必要になります。子育てが安心してできる幼児期から義務教育期間、そして高校、大学へと、全てにおいて行政からの支援が無いと少子化にストップがかけられない時代です。保育料や、高校、大学生までの医療費や給食費の無料化とする自治体も増えています。手早く人口を増やすには移住者を増やすことであり、隣り合う自治体同士で奪い合うような状況も生まれています。

 

 地方の人口減少が進んでいる主な要因は就職先が高収入で福利厚生の良い都会の企業へ出ていくということだと思います。高度経済成長期から始まった都会への人口流出は今になっても止めることがなかなかできません。地方は疲弊するばかりであります。合併当時から人口減少が続いていた当町も同じで、山間部だけでなく、今では街中の空洞化が目立っています。若者の流出により地元企業も人材不足で事業の継承ができずに負のスパイラルとなって人口減少や空洞化を加速させています。

 

 高齢化と人口流出で役員のなり手不足や少子化で愛護班活動や文化伝統行事もできなくなっており、間違いなく消滅的な危機であります。内子町の自治会制度は「自分たちの地域は自分たちの手で」がスローガンであったと思いますが、人口減少と高齢化、更にコロナの影響もあり、合併した頃の様な活動が成り立たなくなってきたのではないかと危惧するものであります。住民自らの創意工夫により、主体的に取り組む地域づくりが理想ですが、自治会活動の活発な地域(人材により活発にできる地域)と、そうでない地域とでは温度差があり、長い目でみると結果的には住民サービスに違いがでてくるということになるのではないでしょうか。

 人口減少と高齢化、また、住民の生活や考え方が多様化している時代になり、これまでの旧態依然とした自治会制度では地域のコミュニティが存続できず、頑張れる自治会とやりたくてもどうにもできない自治会では大きな格差が生じるのではないかと思うのですがいかがでしょうか。人口減少と高齢化のなか自治会制度やコミュニティ活動のあり方を再度議論するべき時代がきていると思うのですが、地域住民の「自治力」を推進する自治会制度の今後を町長はどう考えておられるか質問します。

 

 

 

公園整備について

1、龍王公園の藤棚改修工事と新川児童公園改修工事の進捗状況を尋ねます。それぞれ、完成後はどの様になるのか。龍王公園の藤棚以外の改修構想はどこまで考えているのか。

藤の木が切られているが枯れているのか、藤の株は生きているのか。龍王の砦から芝滑りまでの改修計画はどうか。

 

2、新川公園利用者の関係団体や近隣住民との公園利用や使用要件等についての協議はされているか。トイレやベンチ等、防災や避難場所としての活用を考えた整備になっているか。

 

児童公園であるが、子ども達のことを優先した公園となっているか

ボール遊びや自転車は禁止となっていると聞くがどういう理由か

災害時に役立つ炊飯ベンチとか停電時に点くソーラー照明の設置は考えられたか 防災時公園としての機能は考えてないか

 

 

明日も2名の議員が一般質問をします!!

 

 

 

切り干し大根の酢漬けウシシ

 

美味しいですOK