名前を呼ばれて点滴を引きずりながら、いざ手術室へ!
眼鏡はどうしますか?と聞かれるけれどド近眼なので
点滴を蹴とばすといけないから掛けていく。


手術台はごく普通のひざ下が下がっていくタイプのやつ。
普通って痔の手術でふつうのタイプなのかな?

枕みたいなのがあって、そこに頭を載せて
横の台に腕を手を挙げろ!の形で載せるらしい。

名前の確認だけしたら、すぐに点滴の管の途中から
鎮静剤を注射される。
血管に入ってきた瞬間にピりりと痛んだので
「予防接種みたいに痛むのか~」と感心していたけれど、
これが後の悲劇を生むのであった(大げさうう


そして眼鏡を外され、パンツを脱がされお尻を消毒される。
仙骨麻酔と肛門の脇に2,3本麻酔しますと説明されていたけれど、
痛いタイプの麻酔だと事前の知識で持っていたので警戒していました。

が、なぜなのでしょう?
視力がほとんどない状態になると感覚もなくなるのか
1回チクっとしただけ。

しかもそのまま寝てしまったようで、
術中の記憶は一切ありません(笑)

気づいたら手術は終わっていて、ストレッチャーに移動してくださいと
看護士さんに促されていました。
気分がいいのでゴロンと勢いよく転がって叱られるガクリ

そりゃそうだ、点滴してるんだもの。

ガラガラガラーっと病室まで運ばれ、今度はベッドへゴロン。
そのまま眠いのでウトウト。

2時間後に尿意を感じて目が覚めたえ゛!

そのタイミングでたまたま看護士さんが現れたので、
トイレに行きたいことを伝えるが、……

「腕大変なことになってますよ!」
と看護士さんが点滴をしている腕を手に取り、針を外し始める。

うおっ!!!
パンパンに腫れてる汗

そう、点滴の液が漏れていて、
反対の腕と比べて1.5倍くらいの太さになっていたのでした。

痛くないかと心配されるけれど痛みはなし(痛み止めのせいだろう)。
看護士さんの持ってきてくれた冷たいガーゼを張り付けて
ネットで保護してもらう。

冷やすと治りが早いらしい。


そんなこんなでやっとトイレに行き排尿。

・・・出ない

・・・・・・でない。

きちゃないですが、股間を手で開いて無理やり出す。

・・・止まらない

・・・・・・止まらない。


麻酔のせいでキレも悪くなるのでしょうか?
なんとなく残尿感を感じながら病室に戻ると、夕食のアナウンスが。

手術後の食事も病室じゃなくて食堂なのねと思いながら
果てしなく遠くに見える(実際は10メートル先)食堂へ向かう。

入口で円座クッションを勧められるが、
使っている人がいないので丁重におことわりする。


【夕食】
ごはん 180g
切り干し大根の酢の物
トウモロコシのお吸い物
肉じゃが
ブドウ


結構な量があったけれど、昼食抜きなのでなんとか食べきる。
かなり急いで食べたのだけど、一番最後だった。

この後は部屋に戻って歯を磨いたり痛み止め飲んだり。
痛み止め以外の薬は翌日の朝食後からでいいらしい。
この選択も後の悲劇を生む(今回は大げさじゃないううっ...


就寝前に看護士さんが回ってきて、検温と血圧測定。
上が100切ってるけど、普段から低いですよねと言われて流される。

就寝。