下北沢カウンセリング&セラピー スタッフブログ

下北沢カウンセリング&セラピー スタッフブログ

こんにちは。下北沢カウンセリング&セラピーでは、心理カウンセリング、セラピー、コーチングを行っています。
このブログでは、日常の話題や心理学、脳科学などの情報をお届けいたします。

サロンのHPはこちら
http://www.shimokitazawa-c.com/

<メディア掲載情報>
「PHPスペシャル」2016年3月10日発売
「PHPスペシャル」2016年1月9日発売
「世田谷ライフ」2015年2月26日発売
「世田谷ライフ」2014年11月26日発売
「CLASSY 7月号」2014年5月28日発売
「産経新聞」2014年2月12日

Amebaでブログを始めよう!


自分の話した内容(伝えたいこと)を100%理解してもらら
誤解もなくなるのに・・・と思うことはありませんか?
でも、誤解されて当然だったりもするんです。
言葉でのコミュニケーションは、100%脳に伝達されるわけでもなく
30%程度の言葉で(経験値から推測して)
わかっている気になっている場合もあります。



エビングハウスの忘却曲線は有名でご存じの方も
多いと思いますが、人の記憶は、20分後には58%、
一時間後には44%、一日後には26%、
31日後には21%まで低下するとされる報告記録。
(詳細はこちらをhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%98%E5%8D%B4%E6%9B%B2%E7%B7%9A)
1日経てば、ざっと約7割近く忘れ去られてしまうわけですから
相手に都合よく編集された記憶される可能性も、
普通に起こりうるわけですね。

誤解は、自分が言い放った内容よりも、
相手に編集され残った内容、それが真実になるので
「言った言わない論争」は、かなりの距離のの遠いところ
スタートする可能性になります。
かなりエネルギッシュな作業?かもしれませんね。

もっと詳しく誤解が生じる背景を見ると、
言葉には表と裏があるわけです。
表は、伝えて、そのまま発せられた言葉。
裏は、「(当然)分かっているだろう」と、発せられなかった意図・思い
この、裏の言葉に地雷が・・・罠があったりするわけです。



もし、誤解されてしまった時、あなたはどうしていますか?
相手の不理解や誤解に、「なんでわからないんだ!」と要求し続けるか?
自分のコミュニケーションが「伝わらなかった」かと反省するか?
ちなみに、前者は「使われる側」に多く、
後者は「使う側」に多い傾向があります。
もし自己成長を望まれるのなら?後者のスタンスがおすすめ。

相手は変えるのは大変だけれど、
自分の世界なら、自分次第で変えられます。
自分を省みるということは、自分の未来に
エネルギーを使うことになるんですよ。
カウンセリングでは、それを「未来投資」と言っています。
次は二度と同じ失敗はしないためにね。

失敗しないためには?と考えるプロセス
そこで得る「気づき」と「発見」が大切なのです。
この気づきと発見が、あなたの世界を
どんどん広げていってくれますよ。