住みたい街(行政区)は、どこか?
リクルート公表の住みたい街ランキング(2013年)によると、関東・行政区の中で「東京都・世田谷区」が第1位となりました。住みたい街(駅)という調査項目でなく、住みたい行政区は何処かという設問の回答結果です。
1位 東京都・世田谷区 1,115点
2位 東京都・港区 747点
3位 東京都・目黒区 714点
4位 神奈川県・鎌倉市 584点
5位 東京都・武蔵野市 552点
6位 東京都・杉並区 547点
7位 東京都・文京区 436点
8位 東京都・品川区 424点
9位 東京都・渋谷区 414点
10位 神奈川県・横浜市中区 351点
2位以下に大差をつけて、世田谷区が1位になりました。男女別の回答結果でも、それぞれ1位になっています。世代別に、シングル、DINKS、ファミリーと分けた回答結果でも、いずれも1位になっています。
非常に人気があることが判ります。ただ、不思議なのは、住みたい街(駅)という設問に対する回答では、世田谷区にある駅名が具体的に上がってきていないようにも思われます。世田谷に対する全体的なイメージの結果ということでしょうか。
個別の駅名では、吉祥寺、恵比寿、横浜、目黒、鎌倉、自由が丘、新宿、品川、表参道、中目黒といった駅名が住みたい街(駅)の総合ランキングで上位になってきています。
14位二子玉川、21位三軒茶屋、22位下北沢といった街(駅)が30位内にランクインしているものの、住みたい「駅」と「区」には差異があることが分ります。
住みたい街という設問で、「駅」となると、ややピンポイントで狭いエリアのイメージとなり、「区」となると、広域なエリアのイメージとなるのでしょうか。
この駅辺りに住みたいという限定的な箇所(駅)に対して、ここに住まいたいという地域(区)を回答しているように思われます。
あるいは、行政サービスとかの意味で、世田谷区民が良いと思われているのかもしれません。
公表データは、「2013年版_住みたい街ランキング関東」よりどうぞ。