第1138話 明智光秀(5)何かが狂い始めた! と 奥沢のほのぼの文化祭 | 時代劇本舗

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時代劇と食べ物と酒などのことを徒然に綴る予定でござる。

奥沢区民センターで行われた「文化祭

に参加いたしました。

 

その前に腹ごしらえ、と思ったのですが

奥沢は高級住宅街。飲食店は高級店ばか

りであります。高そうな寿司屋。コース

のみの和食店、フレンチ、などなど。

それがしのような麺喰いの入るお店がな

かなか見つかりません。

ようやく蕎麦屋を発見。待ち合わせまで

あと30分。蕎麦屋なら間に合うかな?

やぶ茂」というお店です。

 

ところがなかなか蕎麦が到着しません。

店内は常連さんらしきシニアばかり。食

べている人より、待っている人が多い。

これはヤバイかも?

ようやくざるそば到着。あと10分しか

ありません。慌てていたので、写真を撮

る前に一口食べちゃった!(苦笑)

なかなかに良い味の蕎麦でしたが、早く

行かないと!と焦ってしまいました。

 

文化祭では、演芸なども披露され、歌や

フラダンス、演奏などさまざま。

こんな展示品もありました。

」らしいです。馬だけど上手いかど

うかは不明。(笑)

の可愛い絵もありました。ほのぼのと

したイベントでございました。

 

 

 

 

【時代劇こぼれ話】明智光秀

     (5)何かが狂い始めた!

 

織田家の重臣となり、一方面軍を任され、

行政手腕も高く評価されるなど、光秀の

行く末は前途洋洋に見えました。しかし、

光秀は次第に不安を感じるようになりま

す。自分を信頼し引き立ててくれた織田

信長を尊敬しているものの、その行動に

疑問を感じる場面が増えて来たのです。

 

ある年の正月、織田家の重臣が集まった

宴席で、信長は金の杯を出して来て、こ

れで祝杯を挙げよう、と言います。実は、

その杯は朝倉義景、浅井長政らの頭蓋骨

に金の箔だみをかけたものでした。皆、

引きつりながらもそれで酒を受けていた

のですが、光秀にとって朝倉義景は旧主

であり、複雑な思いがあったはずです。

 

また、信長は安土城を築き、そこを本城

としましたが、城内に神社を造りました。

祭神は何と!信長自身。民衆に神格化し

た自分を拝ませようとしたようです。こ

うした行動に、次第に疑問を感じるよう

になったことは想像に難くありません。

 

更に信長は、織田家の重臣であった林秀

勝、佐久間信盛を些細な理由を付けて領

地没収の上、追放してしまいました。こ

れも、織田家臣団に強い衝撃を与えたは

ずです。利用価値が無くなれば、古くか

らの家臣であっても襤褸切れのように捨

てられる。こんな恐怖が浮かんできたと

思われます。しかし、一方で信長は光秀

を重用し続けました。京都で織田家の馬

揃えが開催された時、その一切を差配す

るように命じられたのが光秀でした。天

皇にも披露されたこの馬揃えを任された

ことは、大変に名誉なことであったと思

われます。また、甲州征伐で武田家が滅

亡した戦いにおいては、大将である織田

家嫡男信忠の副将として従軍しました。

 

その後、徳川家康が安土に来訪した時に

は、接待奉行を任されるなど、常に表舞

に立たされていました。このまま、天

下統一まで重用され続けるだろうと誰も

が思ったでしょう。そこから本能寺の変

まで、彼に何があったのでしょうか?

 

お読み頂き、有難うございましたm(_ _)m