第473話 毛利元就(3)尼子経久 と 実りの季節 | 時代劇本舗

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時代劇と食べ物と酒などのことを徒然に綴る予定でござる。

 梅雨末期となり、久しぶりの晴れ間が

覗いたこの週末。収穫の夏を感じさせる

野菜たちをご紹介しましょう。




かぼちゃ


 大小ばらつきはありますが、美味しそ

うなかぼちゃ!



枝豆出来てます!


 畑には枝豆もできています。この枝豆

はまだ少し若いですが、このくらいの方

が茹でた時に香りが素晴らしいです。

 収穫したらすぐに茹でるのが肝要です

ぞ!!!



茄子の花


 そして畑にはまだまだ実りの予感が!!

 茄子の花がきれいに咲いておりました。




【時代劇こぼれ話】毛利元就(3)

         尼子経久



 元就にとって、尊敬の対象であり、か

つ恐怖の対象だった人物がこの尼子経久

緒方拳さん)であります。かなりの高

齢でありながら、中国地方の覇権を大内

義興(細川俊之さん)と争い、出雲・石

見を中心とした山陰地方を治めていまし

た。日本海の海運交易や石見銀山など、

豊富な資金を有し、強力な兵を持ってい

ました。



 孫の晴久も勇猛な武将であり、子の国

久は新宮党という一団を率いて、他国へ

の出兵の先駆けとなっていました。

 元就も最初は尼子に従っており、家督

をする前の初陣では、大内方の先陣であ

る熊谷元直をおびき出して矢で射殺し、

勝利に貢献しました。また、熊谷の子で

ある信直綿引勝彦さん)が尼子方に付

いた後、大内との戦いでは大内義隆率い

る大軍に押されていた熊谷軍を救うため、

伏兵に火矢を射掛けさせて義隆らを撃退

しました。その後、熊谷家と毛利家は和

解し、信直は毛利家の臣下として活躍し

ます。



 しかし、元就は次第に尼子の将来を見

切り、経久が死んだ後は晴久・国久では

持たないと判断して大内の配下に入りま

す。経久は密会した元就に不気味にこう

言い放ちます。「謀多きは勝ち、少なき

は敗れる。このこと肝に銘じよ!」と。

 ついに尼子と毛利は全面対決となるの

でした。



 本日もお読み頂き、ありがとうござい

ましたm(_ _)m