今年度の地元支部の定時総会が、昨日行われました。

いろいろな話が出たのですが、一つ上がったのは、理事会の情報をいかに支部へ迅速におろすかという問題。

議論の詳細をなんでも支部におろすとなると、トラブル事案など会員のプライバシーに係る事項も含まれるため、どこで線引きするべきかということが論点の一つ。

地元支部の理事の良識に任せるだけでいいのか、それと、本会にも議事録公開のシステムがあるらしいのですが、基準が明確でないようなので、それを改善してこのあたりの判断を入れる余地があるかどうか。

また、迅速にというのを目指すのならば、技術的にはインターネットを使えば問題ないはずなのですが、すべての会員がネット環境を持ってるわけではないので、そこもクリアする必要が生じるかもしれません。


また、もうひとつ議論になったのは、今年に入って発足した神奈川県行政書士会の「苦情処理委員会」についてでした。

苦情処理委員会とは、お客様などからの苦情やクレームを書士会で受け付けるというシステムで、ベテランの会員がお客様と担当行政書士の双方から話を聞き、妥当な解決を目指すとのこと。

もちろん、悪質な案件は今までのように綱紀委員会へ回されるのですが、そこまでいかない事案をどう処理するかということで、今回の委員会が立ち上がりました。

我々もより一層、襟を正していく必要がありそうです。