下城NYニュースから
話しは変わってエコ関連の話題です。
ご承知の通りアメリカは省エネに対して先進国ではありません。 元来資源もタップリあり、大らかな国柄の上、無駄という言葉の意味にはゆとりという感覚すらある人達の集まりです。
近年の新築ビルや店舗では、LEED(環境や省エネを優先したデザイン)の規格に合致する設計が見られる様になりました。 店内の天井や壁面の高い部分に多くの天窓や採光用の窓を付けたり、保温・保冷効果の高い壁や特殊なコーティングが施された窓ガラスを使う等があります。 ビルの屋上に溜まる雨水を再利用したり、再生された建築資材や残材にも再利用が可能な物を使います。 照明はLEDを使いそれも不要な時は消灯される様な仕組みにし、可能な場合はソラー等の発電も併用し、随所に節電・節水のシステムを取り入れます。
ニューヨークには、そういうハード面だけでなく、今あるものを再利用・再生する考え方も多く見られます。
古くて使われていなかった倉庫がオフィスや住居になるのは既に当たり前で、ダウンタウンでは使われていなかった鉄道線路の高架部分を公園として再生したプロジェクト「ハイライン」等も大いに話題に上がりました。
これは使われていなかったその部分に遊歩道のある公園が出来たという亊だけでなく、それが出来た為に、その地域全体の価値が上がり地域の使われ方も変わってきた(再利用)という大きなメリットがありました。
ニューヨーク市の経済開発局の協力もありましたが、NPOのフレンズ オブ ハイラインが運営しているのも非常にニューヨーク的です。
続く
”1月1日に発行したShimojo ニューヨーク ニュースの一部を数回に分けて掲載しています”
ニュースレターの始まりは、こちら からです。
ニューヨークのエコ、再開発、チェルシーのハイライン等について
ニュースレターの始まりは、こちら からです。
ニューヨークのエコ、再開発、チェルシーのハイライン等について
ご承知の通りアメリカは省エネに対して先進国ではありません。 元来資源もタップリあり、大らかな国柄の上、
近年の新築ビルや店舗では、LEED(
ニューヨークには、そういうハード面だけでなく、
古くて使われていなかった倉庫がオフィスや住居になるのは既に当
これは使われていなかったその部分に遊歩道のある公園が出来たと
ニューヨーク市の経済開発局の協力もありましたが、NPOのフレンズ オブ ハイラインが運営しているのも非常にニューヨーク的です。
続く