9年前のアバクロのカタログ

写真はアバクロの商品カタログですが、「18歳未満の良い子はご両親か保護者に聞いてから」この先をご覧下さい。

以前アバクロのニューヨーク五番街旗艦店と、2011年に開店予定のユニクロの五番街最新店舗について『五番街、どうなるアバクロとユニクロ  』と題して書きました。

その折に、以前アバクロが発行していたカタログ・マガジンの表紙のみ、写真を掲載しました。
その内部には、ちょっと、というか、何ページかはかなりセクシーな場面も作られています。

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今日のこの写真は2001年夏号の表紙です。
今から9年前という事になります。

チャーリーのニュース・レターの読者はファッションやアパレル関連の企業も多く、ブログ掲載後にこのカタログ・マガジンを譲って欲しいとの申し出を頂きました。
しかし、残念ながらこれはもう発行されていないし、出回っていないものなので、追々内部を写真にして載せる亊にしました。

多くの大学生が入学と同時に学生寮に入り、親の目から開放された亊と共に、自分自身の将来や生き方を考える様になります。
アメリカの四年制大学では、最初の2年間は寮に入る事が規則、又は強い推奨になっている場合があります。 
そして大学生の生活や生き方がアバクロンビーの根本のコンセプトになっています。

アバクロの本社はオハイオ州と言う田舎にあり、洗練されたとは言えない地域でありながら、本社ビルも中で働く人達もカッコイイ事、この上ありません。
スタッフも、もし美人ではないとしても、カタログから出てきた様な「プレインでしかもビューティー」です。 まあ、美人という事になります。
チャーリーはオハイオ州を非常に見直しました。(ほんとなか?)

その本社の中では、幹部に至るまで、まるでアバクロの店の中=大学の寮の様で、Tシャツ+ショーツ+サンダル履きという服装です。

(写真をクリックすると拡大されます)
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大学生が憧れる様な店作り、商品作り、そして売れる為のカタログ作りです。
以前指摘した様に、消費者(大学生の親達)から不買運動をはじめとする反アバクロ騒ぎもありました。
それが更に宣伝効果を生んでいた面があります。

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勿論商品カタログでもあるわけです。
残念ながら、このQUARTERLY というカタログマガジンは、その圧力の為に数年で廃刊となりました。
2003年の事でした。
その後少々おとなしいカタログが続いていましたが、ほとんどがウェブサイトを通じてのカタログと変わって行ったのです。

昔のカタログって面白いですね。

おそらくほとんどの方が覚えてないと思いますが、
次の機会には、サファリルックだった頃(80年代前半)バナナリパブリックのカタログを紹介します。


チャーリー・下城■CS