総合 | 理学療法士養成校教員 下井ゼミ研究ノート

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先週末の台風一過の土曜日晴れ
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大学の進学相談会でさいたまスーパーアリーナへ行った、その帰り。
大宮駅構内の本屋さんを覗くと、平積みされた雑誌の中に、もんのすごいキャッチーな見出しを発見目

『生き残る大学教授』ドンッ

中央公論 2014年 08月号 [雑誌]/中央公論新社

¥930
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商売柄、ものすごく気にはなるのですが、雑誌は雑誌。
しかもここまで見出しで推してくる感じが、ゴシップ系の香りむっ
ここでだまされて買ってしまってはいけないと、その場はスルーDASH!


が、その夜夜の街
どうしても気になってしまいますしょぼん
ゴシップ系のにおいはプンプンするのですが、そこは「中央公論」クラッカー
めったなものは載せないだろうにひひ

とフロイト言うところの「合理化」が最大限に発揮され、Amazonで購入してしまいましたがま口財布

特集「生き残る大学教授」は複数の企画で構成されていて、

濱田純一東京大学総長
鷲田清一大谷大学教授・元大阪大学総長
竹内洋関西大学東京センター長・京都大学名誉教授

といった錚々たる面々による寄稿。
(こうして並べてみると旧帝大系の先生しかいないけどガーン

「生き残る…」という見出しから個人的に想像していたのは、近年よく耳にするようになった「グローバル化」やFDをはじめとした「教育力」といった改革や潮流に対して大学教員がどう「生き残」りをかけるのかといった議論でした。
が、そうした話はちょっとだけえっ
あとは、現役大学教授による「覆面座談会」というありがちな企画をはじめとして、筒井康隆の『文学部唯野教授』以来、脈々と語られる「へっぽこ教授像」の焼き直しカゼ

文学部唯野教授 (岩波現代文庫―文芸)/岩波書店

¥972
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あるいは陳腐な「社会環境変化からくる既存の教授像から新教授像への脱却論」。

「中央公論」や「文藝春秋」などの雑誌を「総合雑誌」あるいは「オピニオン誌」というのだそうですが、今回の中央公論はお値段930円ドンッ
もちろん、『生き残る…』以外にも特集があるのですが、これで930円かぁむっ