先日のお休みの日に「枯れ葉」という映画を観ました。
アキ・カウリスマキ監督のフィンランド映画。
映画館で観たかったけど見逃した作品だったので、U-NEXTで早速鑑賞しました。
ヘルシンキで孤独に暮らす中年の男女が、出会って惹かれあっていくというストーリー。
無表情で淡々とした台詞のやりとりが、そこはかとなく可笑しくて、同時に哀愁も感じる。
社会の底辺で、わりと辛い境遇にいる男女が主役なのに、涙や悲壮感で盛り上げないところが良かった。
淡くて暖かい色の映像も美しい。
こんなふうに淡々とした味わい深い映画も大好きです。