こんにちは、みなさんお元気ですか?
最近何かと忙しく、「板谷波山記念館と波山生誕150年記念事業実行委員会のSNS」を書いて以来、一週間ぶりのブログ更新になってしまいました。

さて、ここ茨城県筑西市のご当地グルメといえば、下館ラーメン。その下館ラーメンの店が市内に新たに誕生したと聞き、早速行って来ました。

その場所はどこかと言うと、こちら↓



県西地区(筑西・古河・結城・下妻・常総・坂東・桜川市、八千代・五霞・境町)を管轄する県の出先機関・茨城県筑西合同庁舎。
ここでは現在、県西県民センター(県民福祉課、地域福祉室、環境・保安課、建築指導課)や筑西県税事務所、筑西土木事務所、県西農林事務所、県西農林事務所、県西教育事務所などが業務を行っています↓


そして、今年(令和3年)4月、この筑西合同庁舎1階にオープンした「おじま食堂」さんこそが、新たな下館ラーメンのお店。
出店したのは、市内で製麺業を営み、壱番亭さんやらーめん桜さん(道の駅グランテラス筑西)などに麺を卸している有限会社小嶋麺業さんです。

店内の様子↓


県の庁舎内にある食堂ですが、誰でも利用することができます。


注文は食券で↓


下館ラーメン480円(安い!)を注文しました↓


下館ラーメン必須要件である「地場産野菜と鶏ガラを使った醤油味スープ」ですが、他の下館ラーメンとは一味違う独特な味わいです。

麺は下館ラーメンらしい中細ちぢれ麺↓


チャーシューも、鶏チャーシューです↓


美味しくいただきました。


というわけで、新たな下館ラーメン・おじま食堂さんのご紹介でした。


■おじま食堂
茨城県筑西市二木成615番地 茨城県筑西合同庁舎1階
営業:午前11時30分~午後1時30分
定休日:筑西合同庁舎の休庁日(年末年始、土日祝日)

■下館ラーメンとは
関東有数の商都であった下館(合併して筑西市)では、多忙な商人たちが食事もままならず出前を取ることが多かった。中でもラーメンについては、不規則な商人の食事時間を考慮して、時間がたっても美味しさが損なわれない独特の麺を使った出前文化が発達した。そしてもうひとつ、戦後間もない昭和20年代、まだ高価だった豚肉を使わず、比較的安価の鶏肉を使ったことが、現在も脈々と受け継がれる下館ラーメンを形作った。
①時間がたっても美味しさが損なわれにくい中細ちぢれの少加水麺
②鶏がらと地場産野菜をベースに濃口醤油の合わせを使ったスープ
③鶏肉を使った鶏チャーシュー
これが下館ラーメンの特徴である。