こんにちは、みなさんお元気ですか?


さて、以前一度記事にさせていただいた鬼怒川緊急対策プロジェクト・・・
当初の工期が平成27年度から6年間とのことだったので、順調であればそろそろ終了のはずです。そこで(令和3年)3月末、筑西市内の現場がどうなっているのか、見てきました。

ちなみに鬼怒川緊急対策プロジェクトとは、平成27年9月に関東地方と東北地方で発生した「平成27年9月関東・東北豪雨」の被害を受け、国と茨城県、流域7市町が主体となり鬼怒川下流域(茨城県区間)で実施している治水対策プロジェクトの名称です。

まずは、栄橋の周辺から↓




栄橋の南側右岸(筑西市船玉地区)です↓





続いて、栄橋の北側右岸(船玉地区)↓



今回の工事とは関係無いと思いますが、川底に、人工の構造物が規則的に並んでいました↓



橋台の名残でしょうか。調べていないのでよく解りませんが、現在ある橋は、架け代えられた2代目栄橋なのかもしれません。

こちらは栄橋の南側左岸(結城市久保田地区)です↓



結城市側でも工事が行われていました。

ここで、鬼怒川上流へ移動↓



ここから前橋までは、87kmだそうです。

なお新川島橋では現在、国道50号の4車線化工事が同時進行しています↓



話を鬼怒川緊急対策に戻して、新川島橋の南側右岸(筑西市女方地区)です↓



続いて、新川島橋と川島橋に挟まれた場所(鬼怒川右岸)↓



桜がきれいでした。

最後は川島橋↓




川島橋の北側右岸(筑西市下川島)↓






河川改修工事については知識が無いので何とも言いがたい所ですが、3月末の時点で、かなり工事は進んでいる様子。この治水対策法プロジェクトの完成によって、鬼怒川の災害が無くなることを期待します。


というわけで、令和3年3月末、鬼怒川緊急プロジェクトの現場の様子でした。


平成27年9月関東・東北豪雨
平成27年9月9日に本州に上陸した台風18号と、日本列島の東側から近づいた台風17号によって刺激された秋雨前線により、同8日~10日にかけて栃木県・茨城県の鬼怒川流域を中心に記録的な大雨が降り、常総市若宮戸で越水による浸水被害、同市三坂町で破堤による浸水被害が発生。筑西市でも、堤防が整備されていなかった川島地区や船玉地区で被害がありました。