こんにちは。
新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除され、県の対策がステージ4から3に引き下げられた、ここ茨城県。とはいえ、まだまだ油断は禁物です。力をあわせてウイルスに打ち勝ちましょう。

さて先日のこと、所用のため茨城県筑西市の国道50号新川島橋近くを訪れた、わたくし臣(しん)。少し寄り道をして、鬼怒川の川岸へと降りてみると↓



さけの人工孵化を行う鬼怒小貝漁業協同組合の鮭孵化場の西側、鬼怒川の岸で、大規模な工事が行われていました↓


堤防工事でしょうか。下の写真の青い鉄橋は国道50号、盛土の向こうには鬼怒川が流れています↓



どうやらこれは、鬼怒川緊急対策プロジェクトのハード事業の一部のようです。
鬼怒川緊急対策プロジェクトとは・・・
平成27年9月9日から11日にかけて関東地方と東北地方で発生した「平成27年9月関東・東北豪雨」による被害を受けて、国と茨城県、流域7市町が主体となり鬼怒川下流域(茨城県区間)で実施している治水対策プロジェクトのこと。

更に南下した女方周辺でも、工事が進行中でした↓





工事は平成27年度から6年間とのことなので、順調であれば、今年度(令和2年度)で終了でしょうか。
無事堤防が完成し、流域に住むみなさんが、安心して暮らせる日が来るよう祈っております。


というわけで、鬼怒川緊急プロジェクト(ハード事業)の工事現場でした。


平成27年9月関東・東北豪雨
平成27年9月9日に本州に上陸した台風18号と、日本列島の東側から近づいた台風17号によって刺激された秋雨前線により、同8日~10日にかけて栃木県・茨城県の鬼怒川流域を中心に記録的な大雨が降り、常総市若宮戸で越水による浸水被害、同市三坂町で破堤による浸水被害が発生。筑西市でも、堤防が整備されていなかった川島地区や船玉地区で被害がありました。