こんにちは、みなさんお元気ですか?

今月11月のはじめ、水戸市にある茨城県立歴史館で開催中の特別展「妖怪見聞」に行って来たのでご紹介します↓

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歴史館に行くのは、「親鸞-茨城滞在20年の軌跡-」展以来ですね。

こちらが歴史館入口↓

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では入ってみましょう↓

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この日はたまたま「歴史館いちょうまつり」の初日↓

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茨城県立水戸第二高等学茶道部のみなさんによる「震災復興支援チャリティー茶会」が館内にある双宜庵という茶室で行なわれていたので、お茶をいただきました↓

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水戸二高の皆さん、ごちそうさまでした。とても美味しくいただきました。

さて話は本題に戻って、展覧会へ↓

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特別展「妖怪見聞」は、妖怪について記された和書や絵画に描かれた妖怪の姿、妖怪のミイラ、祭りや行事に登場する妖怪を取り上げ、時代とともに語り伝えられてきた人間と妖怪の関わりについて探る展覧会。
特に妖怪に興味があるというわけではない わたくし臣(しん)、展覧会を見に来たのには理由があります。

それがこちら↓

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筑西市の羽黒神社にある木造愛宕明神立像(もくぞうあたごみょうじんりゅうぞう)が展示されているのです。

以下は茨城県教育委員会ホームページ「いばらきの文化財」より

■木造愛宕明神立像(県指定文化財 彫刻)
指定年月日/昭和38年8月23日
所在地/筑西市大町甲37 
管理者/羽黒神社 
制作時期/鎌倉時代の末期
木造寄木造彩色の火天像で、鎌倉時代の末期の作である。背に羽をつけ、総髪、目をいからして口を閉じ、革よろいをつけ、左手に瓶、右手に仙杖をもち一見天狗に見える。像高94センチ、台座26センチ。 羽黒神社境内愛宕神社の御神体で、愛宕神社は火防の神として、昔は西郷谷(現在の羽黒神社付近)の鎮守として、世人の尊崇が篤かったと伝えられる。昭和37年12月京都国宝美術修理所により補修。


筑西市内ではなかなか見る機会のない文化財を、水戸で見ることができました。

ちなみに歴史館では、平成16年度・17年度に筑西市の栗島遺跡から土器とともに出土した800点をこえる木製品の一部を紹介する「木の考古学」という展示が、8月27日(土)~10月2日(日)まで行なわれていました↓

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残念ながら わたくし臣(しん)は見に行けませんでしたが、この遺跡からは県内初出の古代の木簡などが出土していて、筑西市の歴史を考える上でも重要な遺跡とのことです。

この後、わたくし臣(しん)とその一行は茨城県庁に向かったのですが、そのお話は次回の記事で。


というわけで、みなさんは茨城県立歴史館に行ったことがありますか?


■茨城県立歴史館特別展「妖怪見聞」
期日 平成23年10月15日(土)~11月27日(日)
妖怪について記された和書や絵画に描かれた妖怪の姿、妖怪のミイラ、祭りや行事に登場する妖怪を取り上げ、時代とともに語り伝えられてきた人間と妖怪の関わりについて探る。
会場 茨城県水戸市緑町2-1-15 茨城県立歴史館 TEL029-225-4425

■茨城県立歴史館テーマ展「木の考古学」
期日 平成23年8月27日(土)~10月2日(日)
平成16・17年度に筑西市の栗島遺跡から土器とともに出土した800点をこえる木製品の中から、古代では県内初出の木簡、竪杵や田下駄などの道具類、曲げ物などの容器類を展示し、古代の人々の知恵や技術を紹介。
会場 茨城県水戸市緑町2-1-15 茨城県立歴史館 TEL029-225-4425

■歴史館いちょうまつり-「和の文化」の祭典-
期日 平成23年11月3日(木)~27日(日)