こんにちは、みなさんお元気ですか?

はやいもので、あっという間に花見の季節も過ぎましたが・・・
当ブログでは引き続き、「茨城県筑西市に咲く桜」の紹介を続けさせていただきたいます。

今年はこれまで船玉の桜勤行川桜づつみ観音院のしだれ桜延命寺のしだれ桜母子島遊水地の桜と紹介してきましたが、記事はもうちょっと続きますのでおつきあいください。

さて、今回紹介するのは明野公民館の桜です。
ここは敷地内に、イル・ブリランテと名付けられた大ホールを持つ明野公民館、明野図書館、明野武道館、明野トレーニングセンターという教育文化・体育施設が建てられ市民が集う場所であり、春になると約100本の桜が咲く、桜の名所でもあります。

敷地内にあった説明板によると、ここはもともと大島・鳥羽村組合立大島中学校があった場所で、昭和26年に同校の2回生たちが卒業記念として桜を植えたのが、今につながる桜の名所としての始まりだそうです↓

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またここ明野公民館は、毎年行なわれる明野薪能の会場としても使用されています。
今年も4月2日(土)、運動場を囲むこの桜の下で薪能が演じられるはずだったのですが…↓

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東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響で中止となってしまいました。

敷地内にも震災の爪痕が…↓

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明野トレーニングセンターの入り口には、「復旧のメドが立たないため、当面の間、休館させていただきます」の貼り紙が貼ってありました・・・。

なおここには、平成21年4月4日の第16回明野薪能公演を記念し、明野薪能実行委員会(古田部光文委員長)が寄贈したソメイヨシノ3本が植えられています。
当日記念植樹を行なったのは、出演者の大倉正之助さん(大蔵流大鼓方、明野薪能プロデューサー)、清水寛二さん(観世流仕手方)、吉住講さん(和泉流狂言方)、古田部光文委員長の4人。

こちらがそのソメイヨシノのうち一本です(表札には吉住講さんではなく、野村万蔵の名前が書かれています)↓

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3本のうち1本だけが、かわいい花をつけていました↓

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ちなみに、わたくし臣(しん)が明野公民館を訪れたのは先週のこと。既に桜の見ごろは過ぎていますで、実際にご覧になりたい方は、ぜひ来年ご訪問ください。


というわけで、みなさんのお近くにも記念の桜はありますか?