こんにちは、みなさんお元気ですか?

前回記事「第114回水戸の梅まつり」からの続きです。

梅まつりの後にした わたくし臣(しん)とその一行は、常盤神社へと向かいました。
偕楽園のすぐ隣に位置する常盤神社は、水戸黄門として知られる水戸藩第2代藩主・徳川光圀公(義公)と、江戸幕府最後(第15代)の将軍・徳川慶喜公の実父で水戸藩の第9代藩主・斉昭公(烈公)を祀る神社。
明治初年に光圀公と斉昭公の徳を慕う水戸藩士により偕楽園内に祠堂が建てられたのが始まりで、明治6年には明治天皇の勅旨をもって常磐神社(ときわじんじゃ)の御社号を賜ったそうです↓

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境内には、水戸藩士・藤田東湖を祀る東湖神社も鎮座しています↓

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藤田東吾は、藩主徳川斉昭のもとで藩政改革に尽力した儒学者であり、その思想は尊王攘夷運動に大きな影響を与えたそうです。

さて、わたくし臣(しん)が訪れたこの日、常盤神社では結婚式が行なわれていました↓

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そういえば京都の八坂神社に行った時も、仙台の護国神社に行った時も結婚式に出会いました。結婚式に何かご縁があるのでしょうか。

梅まつり期間中のためか、境内にはこんな姿も↓

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猿回し、お猿さん可愛いかったです。
でも怒るとちょっと怖い。

そしてこの日、もう一か所立ち寄ったのがこちら、茨城県立歴史館です↓

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歴史館は、茨城県の歴史についての公共博物館と文書館の機能を合わせ持つ施設として、昭和49年に開館。
様々な企画展示も行っており、現在は特別展「親鸞-茨城滞在20年の軌跡-」を開催中です↓

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親鸞は鎌倉初期の僧で浄土真宗の開祖、その生涯のうち20年を茨城で過ごし布教につとめました。
わたくし臣(しん)が住む茨城県筑西市内でも、教念(親鸞の弟子といわれるが、実際には親鸞の弟子である下野高田の真仏の弟子)門下の布川(筑西市布川)門徒がかなりの発展を遂げ、戦国時代まで存続していたそうです(参照:関城町史)。

ちなみに歴史館の敷地内には、歴史的建造物が移築保存されています。
こちらはそのひとつ、旧水海道小学校本館(茨城県指定文化財)↓

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明治14年に建築された明治洋風建築のひとつで、明治10年代における県下唯一の遺構だそうです。

みなさんも、水戸にお出かけの際には茨城県立歴史館まで足を運んでみてはいかがでしょうか。

なおこの後、わたくし臣(しん)とその一行は、水戸市内の次なる訪問先へ向かいました。


というわけで、次回「千波湖と映画「桜田門外ノ変」オープンセット」に続きます。