こんにちは、みなさんお元気ですか?

今日1月2日(土)、茨城県鹿嶋市にある鹿島神宮にお参りしてきたのでご紹介します。

鹿島神宮は関東屈指の古社であり、武神として東国の武士にも信仰されてきた常陸国一の宮。
御祭神は武甕槌命(たけみかづちのみこと)です。
武甕槌大神は、天孫降臨に先だって天照大神の命を受け、経津主大神(ふつぬしのおおかみ・香取神宮御祭神)とともに出雲国に降り、大国主神(おおくにぬしのかみ)と国譲りの交渉をしたとされる神様。
わたくし臣(しん)が住む茨城県筑西市とも少しだけ関わりがありますが、それは記事の最後でご紹介します。

さて、筑西市から鹿島神宮までは自動車でおよそ2時間半弱かかります。
鹿嶋市に来るのは、昨年11月の鹿島サッカースタジアム以来。
車を停めて歩いて行くと…人ごみの向こうに見えてきました。
大鳥居です↓

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大鳥居を過ぎると国の重要文化財である楼門、立派ですね↓

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この楼門は寛永11年(1634)に徳川頼房公が奉納したもので、日本三大楼門のひとつだそうです。

そして拝殿、まずはここでお参りです↓

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本殿はこの奥にあるのですが、よく見えなかったので写真は撮りませんでした。

さてこの鹿島神宮は、本殿を過ぎて更に進むと奥宮があります。
奥宮を目指して奥参道をしばらく歩くと↓

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鹿を発見、かわいいですね↓

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かつて鹿島神宮の森には鹿が生息していたといわれ、今も神のつかいとしてニホンジカが飼育されています。
サッカーJ1鹿島アントラーズのチーム名は、英語で鹿の枝角を意味する「アントラー(antler)」が語源で、鹿島神宮の神鹿にちなんだもの。

更に進むと。
ありました、こちらが奥宮です↓

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この奥宮もまた、国の重要文化財。
慶長10年(1605)将軍徳川家康公が本殿として奉納したものを、元和年間に引き移したものだそうです。

そのほかにも、鹿島神宮にはこんなものもありました↓

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写真左:さざれ石
国歌・君が代にも登場する「さざれ石」は、石灰岩が雨水で溶解し、石灰質の作用により小石がコンクリート状に凝結して固まってできるものだそうです。滋賀県・岐阜県境の伊吹山が主要産地とのこと。

写真右:要石
その昔、鹿島神宮の大神が天降りし御座石(みましいし)とも、地震を起こす大ナマズの頭を押さえているとも言われる霊石。

そして・・・
せっかくなので、おみくじもひいてみたのですが↓

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大吉でした。
今年も良い一年になりそうです。

さてさて、鹿島神宮と筑西市の関わりについてですが・・・
建久4年(1193)神宮の造替遷宮にあたり、常陸国の御家人・伊佐為宗と小栗重成が造営奉行になっています。
この伊佐為宗の領地は常陸国伊佐郡、小栗重成は常陸国小栗御厨で、ともに現在の筑西市なのです。

ちなみに鹿島神宮をあとにした わたくし臣(しん)とその一行、続いて千葉県香取市にある香取神宮にお参りしたのですが、その様子は次回記事「下総国一宮 香取神宮にお参りしました」でご紹介します。


というわけで、みなさんは鹿島神宮にお参りしたことがありますか?