こんにちは、みなさんお元気ですか?
今回は久しぶりに、茨城県筑西市にある文化財を紹介します。
筑西市の関城地区、鬼怒川左岸の船玉に、本日ご紹介する船玉古墳(茨城県指定文化財・史跡)があります。
船玉古墳は、1辺約35メートルの方墳(四角い古墳)。築造年代は7世紀中ごろ(今から約1,300年前)と推定されているそうです。
船玉古墳は、1辺約35メートルの方墳(四角い古墳)。築造年代は7世紀中ごろ(今から約1,300年前)と推定されているそうです。
古墳の上には、船玉神社が鎮座↓
この船玉古墳は既に元禄時代には石室(石で壁や天井をつくった墓室)が開口していて、玄室(棺を納める部屋)の奥壁・西壁に壁画が描かれていたそうです。
これが石室入り口↓
外側の扉には鍵がかかっていなかったので、開けて一歩進んでみても↓
壁画らしきものは見えません。
2番目の扉には鍵がかかっていて、これ以上は進めないので、出来る限り手を伸ばして写真を撮ると↓
やはり壁画は確認できませんでした。
それもそのはず、長期にわたる開口で外気に触れ続けていたため、壁画は消えてしまったそうです。
ちなみにここには、赤と白の顔料を用いた武具や円文、船などの絵があったとのこと。
残念、見たかったですね。
ちなみにここには、赤と白の顔料を用いた武具や円文、船などの絵があったとのこと。
残念、見たかったですね。
というわけでみなさんは、古墳を訪れたことはありますか?