こんにちは、みなさんお元気ですか?

さて、茨城県筑西市の下館駅前通りには、筑西ゆかりの芸術家を紹介するモニュメントが設置されていて、それらを歩いてめぐることができます。

前回の記事では、筑西しもだて合同庁舎前にある青木繁作「日本武尊(やまとたけるのみこと)」のセラミックアート(陶板)を紹介しましたが・・・
実はそこには陶板がもう一面あって、そちらには青木自身の顔写真が焼き付けられています↓

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以下は陶板の解説より↓

青木繁 福岡県出身 1882-1911年
1882(明治15)年7月に福岡県久留米市に生まれ、後に東京美術学校西洋画科に入学します。近代日本洋画壇の天才画家と称賛され、その作品は明治の浪漫派を代表する感性豊かで独創的なものであり、代表作は現在、国の重要文化財に指定されています。1905(明治38)年8月には、筑西市川島に滞在し地元住民をモデルに神話を題材とした作品を制作しました。生涯に二度、茨城の地を訪れた彼は、芸術への夢と貧困という現実の中で28歳の波乱の一生を終えましたが、茨城での生活は充実したものでした。


以上、せっかくの解説なのに、明治38年に筑西市川島で描いた作品の名前「大穴牟知命(おおなむちのみこと)」に言及していないのは残念です。
下館駅前に「大穴牟知命」の陶板が設置されているというのに・・・。


というわけで、みなさんもぜひ一度、セラミックアート(陶板)を観ながら、下館駅前通りを散歩してみてください。