今回は池袋の書店員さんより!

【下田美咲の書店員さんのお悩み(勝手に)解決!】

>書店員さんの本気のお悩み9
3年前に離婚してバツイチです。しばらく恋愛はいいやと思っていましたが、
1年位前から、彼氏がいたらいいなと思うようになりました。
でもバツイチであることに気後れしてしまい、恋愛に踏み出せません。
どうしたらバツイチに負い目を感じず、新たな恋に踏み出せますか?(32歳・女性)

■下田の名案

負い目に関しては、感じるべきだと思います。

恋をしている人にとって

相手の「はじめて」を戴ける、というのは

とても価値のあること。

「ああ、前にも、この程度に好きになったことはある」

と言われるよりも

「こんなに好きになったのはじめて」

「こんな気持ちになったのはじめて」

と言われたい。

普通の頭で考えると、どうでもいいことですが、恋は病です。

病的な一喜一憂なのです。


相手からすれば

「結婚」という人生の大事な節目の初めてを

自分との組み合わせで迎えることが出来ないわけだし、

結婚してしまうほど愛し愛された経験があるんだ、と想像するだけで

寂しい、けっこう悲しい気持ちには、なります。
(「処女じゃないことへの悲しみに近いですね」by 竹書房 山田)

付き合っていた人が居るらしい、というレベルでは

「そんなたいした恋愛じゃないだろう、きっと」などと

都合の良いように、どうとでも思い込めますが

「結婚」は戸籍に残るほどのことであり、別格。


相手は悲しむわけなので、

「一緒に初めてを経験できなくてごめんね」

「それでも好きでいてくれてありがとう」

という気持ちは持っておくべき。

負い目は、失くさなくて良いです。



しかしながら

離婚した程度では

恋愛する権利は少しも失われないので

恋愛は、したいだけしましょう。



バツイチの人が恋愛をする時に悩むのが

「バツイチなこと」をカミングアウトするタイミング、だと思います。

出会ってすぐに言うのも

「え、何!?なんで俺に対して突然そんな告白するの?」とか

「え、俺、その気ないんだけど何の話w」とかって

思われてしまいそうな気がして気まずいし

かといって

いざ、確実に言うべき時期(付き合う時)が来てからだと

実際には遅くて

「そんな大事なこと、もっと早くに知りたかった」

「嘘ついてたの?」と思われそうだし。

どのタイミングで

「私、バツイチなの」と告げたらいいものか

難しい。


ということで

おすすめなのが以下の方法。

【ごく自然に「バツイチ」感を出す方法】


①第3者にバツイチを暴露してもらう

出会いの場に行くときには

友達に同行してもらうようにして

「だから、○○はバツイチなんだよ~笑」という風に

会話の中に、差し込んでもらいましょう。

こうすれば、あなたからアピールするわけではないので、

自然にいち情報として知ってもらえます。


②自己紹介に入れ込む

LINEのひと言のところに「バツイチ」と入れておきましょう。

TwitterやFacebookなど

SNSのプロフィールには

「バツイチ」と入れておきましょう。

それから、

これは少し勇気がいるので出来る出来ない個人差があると思いますが

「下田バツイチ美咲です」という感じで

ミドルネーム風に

自己紹介のときに言うというのも、ありです。

※ちなみに私は出来ない派です

(竹書房 山田さんコメント:「○山△子、趣味は山登り、好きな食べものはバッテラ、バツイチ、O型、2人姉妹です」という風に自己紹介に入れ込むのもありですね)




それから

これはバツイチ問題とは別件で

約3年間、一度も彼氏がいない

ということですが

ここまで来ると、もう自然には出来ないと思います。

何故なら

彼氏が出来づらい状態になっているからです。



今のあなたは

メスイッチを入れる必要があります。

これが入ると

格段に、彼氏が出来やすくなります。



メスイッチの入れ方は、男性に愛でられることです。

男性に愛でられる機会が無いと

女性は、女として立ち振る舞う感覚を忘れます。

今、あなたに足りないのは

男なつっこさです。


取り急ぎ、男なつっこくなるために

まず誰かとワンチャン交わしましょう。

メスイッチを入れるには、それが一番近道です。

「いいお尻してるね」「エロい体だね」その程度の愛で方で大丈夫です。

とにかく

「女」として扱われ、「女であること」を愛でられてみてください。

自分でも驚くくらい変化があると思います。

愛でられさえすればあなたは思い出します。

女らしい立ち振る舞い方を。

そうしてメスイッチが入れば

あなたの恋愛をする気が、他者からも見て取れるようになります。



男性に会う機会がない(作れない)、

拒否されるのが怖い、という人は

ホストクラブに行きましょう。

ものすごい勢いで「女」扱いしてきます。

最短コースで、カップルごっこが始まります。

お金を払うだけで、拒否される可能性を0に出来ます。




とにかくメスイッチを入れること。

そうしないと

あなたは「恋愛しない方針の人」という

レッテルを貼られたままです。



ちなみに

「バツイチの方が魅力を感じる」という人も

世の中には居ます。

そうでなくても

基本的に人は「バツイチ」と知ると

「ということは、この人は、結婚相手に選ばれるほどの魅力があるってことか」

という目で見るので

未婚よりも、一目置くし

「どこが、そんなに良いんだろう?」と

勝手に魅力を探してくれたりします。


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■タイトル:「生きているだけで死にたくなるような世の中で 生きていてもいいような気がしてくる119の名案」
 
■著者名:下田美咲 

■定価1000円+税

■発売日:2014年6月3日(火) 

■竹書房発行