たくちゃん、あっきーと


「じゃあ、また後で、帰ってきてね」


と言ってバイバイして



ヤスピーと探偵ごっこをした。


この探偵ごっこが、かなり楽しくて


私たちはとてもテンションが昂った。


楽しかったなー。またやりたいな。今度は双眼鏡も欲しい。



「とりあえずお腹が空いたね」


ということで


尾行の果てに辿りついた普段はあまり来ない場所で、ランチをした。


生の牛肉の丼があり


その看板に惹かれて入ったので


二人ともそれにした。


美味しかったのだけど


なかなかの脂量で


「同じ味って飽きるよね」


「もうちょっと野菜が入ってればよかったのかも」


「もしくは、もっとワサビを全力で効かすとか」


「前半はワサビ醤油で、後半はポン酢にするとか」


「まあ、半分で良かったよね」


と言い合った。




21時ごろに


パパス・だいちゃんと合流予定だったので


「21時まで、何しようか」


という話しになり


「まあ、何にせよ、一回お昼寝挟んだ方がいい気はするよね」


「たしかに。映画とか、仮眠しとかないと、観れないよね」


「じゃあ、とりあえず漫画喫茶行ってお昼寝しよう」


となり


「どこの漫画喫茶行く?」


「寝るなら、ちゃんと暗いところがいいね」


「バグースは暗いイメージはあるよね」


「でも案外明るいんだよね」


「マンボーは案外電気消すと暗い。マンボーにしよう」


「そうしよう」


となり


マンボーへ。




マンボーへ着くと


暗黙の了解で


まあ、せっかくだし、ちょっと漫画読もうか


となり


漫画を読み始めると


楽しくなってしまって


どことなく眠いのだけど


あともう一巻、あともう一巻が続き


「眠いんだけど、漫画が面白くて読んでしまう。」


と言うと


「俺も」


と言い


主に会話はそれだけで、同じ会話を数十分おきに繰り返し


そのあとヤスピーが寝始めたので


私もこの巻を読んだら寝ようと思っていたら


3分もしないうちに起きてきて


「眠くないの?」


と訊いたら


「眠いんだけど、思ったより眠くないって言うか、漫画(静かなるドン)が面白くて読みたい」


と言っていた


私は結局はじめに持ってきた漫画を全部読んでから


新しく漫画を取りに行く気力は無かったので


寝ることにして


すぐに爆睡。



漫画喫茶で


熟睡することって今まで無かったので


二時間くらいして


「しもっち、映画行くならそろそろだよー」と起こしてもらった瞬間に


自分のあまりの熟睡加減に


びっくりして焦って飛び起きた。(気持ち的に)



そのあと映画調べて


なかなか条件の良いのが見つからず


小一時間かけて調べて


一応なんとなく目星つけて


「ああ、漫画って楽しいねえ」と話しながら


漫画喫茶を出発したところ


駅前で


うーくん(SMDP)、まっしー(ヤスピーの仲良しで、超良い奴)、はやる(ウーザス学園生)に遭遇し


おお!ってなって


立ち話をしているうちに一時間経過し


だんだん眠くなってきて


映画行っても寝てしまいそうだなあ


と思ってたら


「ねえ、俺、映画行く気分じゃなくなってきた」


とヤスピーが言い


「おお、解る。とても解る。」


となり


映画は行かないことにして


これから予定があるという、うーくんを見送り、まっしーを見送り、


はやると三人でお茶をしようとなり


「寝れるくらい寛げるところがいい」という私たちの希望で


お座敷のある居酒屋へ行くことに。





つづく