起きてからずっと頭が痛い。
理由は二つ思い当たる。
一つは寝すぎたから
もう一つは、昨夜、泣きすぎたから。
ついに！！
追いついたーーーー！！！
ONEPIECE
今出ている単行本のところまで
ついに読み終わった・・
これで、まだ読んでいないところのネタばらしをされる心配は
なくなったけど
ついに読み終わってしまった・・・
って気持ちも大きいよ・・。
これからは続きを待たなくちゃいけないんだもんね・・。
だから、まだ完結していない漫画ってあんまり読まないんだけど
あー、待ち遠しいねえ。
普通に生活しているだけで
今の世の中はONEPIECEのネタばらし要素に溢れすぎてて
気が気じゃなかったよ。
うっかりTVをぼーっと見てると、
いきなりONEPIECEのCMが流れたりするし
うっかり街を歩いていると
ONEPIECEの看板やらショップやらあるし
うっかりカラオケでウィーアー！入れても
映像、ONEPIECEのアニメだし
しまいには「はいチーズ」と向けられたiPhoneのケースがONEPIECEだし
もうそれだけで十分この先の展開、わかっちゃう部分あるから
誰が仲間になっていく人物なのか、
先に知りたくないのに
そんな風に見せられたらわかっちゃうよ！！っていう。
もう、CMとか一番不意打ち。恐怖。
私は、断固として
前もってオチや展開を知りたくないタイプだよ。絶対にいやだ。
ONEPIECEは
読む前と読んだ後では
世界が変わるような漫画だよ。
台詞の素晴らしさがもう。それはもう。
この台詞に出会えて本当によかった
って台詞が、沢山出てくる。
一冊につき、５回くらい大号泣したよ。
60巻まで読んだから300回の大号泣だよ。
去年の秋から
猛烈なおすすめがあって
全巻買い揃えるから読んでみな！！！！って
全巻揃えて「ほれ！」って渡してくれた人がいて
小学生のころに一巻だけ読んだことがあって
つまらなかったようなイメージがあったから
全然読もうと思っていなかったけど
そこまで言うなら・・・って読んでみたのだけど
いやもうほんと読んで良かった。
実は
読み始めて一週間くらいのときに
奇遇にも、というか
ほんとたまたま
作者の尾田さんに会える機会があって。
その時は
５巻とか７巻とかまでしか
まだ読めていなかったのだけど
でも逆に
その巻までは、読みたてだったし
読んだ冊数がまだ少ない分
一冊一冊に関しての
私的名場面集みたいなのが
ものすごく鮮明に頭の中にあったから
会った瞬間から
とりあえず
もう片っぱしから、それを全部伝えた。
どこがどのように好きで良くて泣いて響いたか
「尾田さん！私、あの
へびみたいなうさぎがいるぞ！っていって
いやあれは、うさぎみたいなへびでしょ！ってところ！！！
やばい！あれだいぶやばい！」
的に
台詞単位で
お気に入りを、どんどん伝えた。
尾田さんは何を伝えても
「ありがとう、がんばります」
と言っていた。
あと時々「そこ・・・？！」と言っていた。
ONEPIECEの特徴の一つに
すごく動物が出てくる、というのがある
と私は思っているのだけど
そこもすごく好きで
その動物の描き方がまたね
超絶温かいから
あんな風に動物を描く尾田さんという人に
私は質問せずにはいられないことがあって
「アルマジロとカワウソを、どう思う」
と聞いたら
「・・どうも思わない」
と言っていたよ
重ねて細かく質問をしたけど
「いや・・わかるけど、平気」「そう？別に思わないけど」
と言っていた
私は日常的に
アルマジロとカワウソについて
とても色んな人に感想を聞いているけど
「アルマジロってなに？」「カワウソってどんなのだっけ」
という人がほとんどなのに
アルマジロとカワウソというワードを聞いて
すぐにどの動物のことを言っているのか、ピンときているらしいことに
私は
おお・・・！！と思った
知ってる
っていう事実から
にじみ出るもの
それでその日持っていたバッグに
サインを頂いたのだけど
私の好きな台詞と、物語に登場した犬とドックフードの箱も
あの台詞と！あの犬！！描いてほしい！！！と言ったら
描いてくれた
優しいぬ
犬を描いてもらっているときに
「あとドッグフードの箱も！！あれ超重要！！！」と言ったら
「え、ああ、それ先に言ってよ・・それなら箱はくわえさせたほうが良かったのに・・」
と言われ
この時ほど
取り返しのつかない現実を感じた瞬間はないってくらい
あ・・！って思った
要望をいっぺんにいったら忘れちゃうかと思って時間差で伝えたことを悔やんだ
そんなスペシャルプランがあったとはまるで思い至らなかった
たしかにくわえてるバージョンとか激熱だった・・・
５巻までだったか、多くて７巻までは読めてなかったと思うのだけど
その時点で
一番、好きだった台詞を
書いてもらったのだけど
60巻読み終えた今でも
私、この台詞が一番、好き。
書いてもらってほんとよかった。
一番、私の未来に、影響した台詞。出会いとして大きかった言葉。
「お前が断ることを、おれは断る！！」
読んだ瞬間
もう、ズドンッて
どこかに入ったよ。衝撃が走ったし、やられた。
うわ・・・・・！！！！！
あああああ！！！！！！
ってなった
これはもう金輪際、私の中で
不動の
好きな言葉だし、座右の銘。
どんなときも傍らに置いてる。
とくにお仕事のとき。大事な話し合いの時。
伝える時。お願いする時。
断られても、それ断れるようになった。
無理とか難しいと言われても
そんなこと言われても私、困る
と言えるようになった。
いやだ、と言えるようになった。
そこをなんとか、と言えるようになった。
この言葉に出会えたおかげで
この発想を手に入れたおかげで
私は、ずいぶん、可能性を手に入れた。
今までは無かった可能性を。
来るものは拒んでたけど
去る者追うっていうのは
今まで、発想として全く無かったけど
ワンピース読んで、
去る者を追うことも、場合によってはしよう
と思うようになった
「お前が断ることを、おれは断る！！」
こんなに出会えて大きかった言葉は
21年間ではじめて。
言葉ってすごいなーって
ワンピースを読んで改めて思ったよ。
台詞が持つ力がもうすごいよ。
ほんとその一つの吹きだしで、一気にうち抜いてくるよ。
ドン！って感じに来る。
打たれた！！って思う
名台詞は
60巻の中に
数え切れないほどあるけど
台詞を書くと、ネタばれになっちゃうだろうから
書かないね。
でもさーまだ
週刊で読めるようにならないと
ネタばれの恐怖からは、完全には解放されないんだよねー
とりあえず週刊ジャンプをためておいて
単行本が出たら読んで、っていう風にして
そのうち週刊で読めるようになろうと思う。
尾田さん本当にありがとう。
ONEPIECEの続き、という、未来に楽しみが出来ました。
人生に楽しみなことが増えました。
楽しみを、もらいました。
応援しています。
がんばってくれないと、困る。