クロッシング
荒木さん
奥さん倒れて病院に行く。この薬を使わないとダメ。
北朝鮮には基本的に薬はない。薬は患者が買ってこないといけない。
2007年前後の話。その前にも北朝鮮大飢饉。50万人くらい死んだと言われている。最初から医療崩壊。
脱獄シーン。北朝鮮からすると不法。
警備は非常に厳しくなっている。
中国で捕まれば北朝鮮に送還。
捕まれば収容所。虐待、教育。
妊婦が蹴られていた場面。中国に行った女性は、ある程度の年齢の人は相当な性被害に遭う。妊娠になって捕まれば、北朝鮮で強制堕胎。
しかし、政治犯収容所よりまだまし。
中国は難民条約に加盟しているが、難民は送還する。
葛城さん
映画の中ではドイツ大使館に駆け込んだ。お父さんが良心を失わなかったことが救いの映画と感じた。
初めは渋谷の劇場で見た。
結末は暗い気持ちになったのを覚えていた。
改めて、本が素晴らしいと思った。
BGMも全体を通して長調の曲。
この中から希望を見つけようという作者の意図と感じた。
ジュニが子供に襲われようとしたときに仲間が棍棒を持って助けてくれたシーン。
日本は武威が足りなくてなめられている。
子供のシーンだが、まさにこれだと。大事なものを守るならば、武威も必要。
荒木さん
監督は敬虔なクリスチャン。この映画はクリスチャンに救いがない映画ではないか。
神様を否定するシーン。
信仰を否定するように見えるが、信仰の大切さも説いているのではないか。
北朝鮮、ヤクザなんでも野放し。警察も入っていけない。上から何の供給もないからやってる。警察入ると、逆に袋叩き。
誰か守ってくれるのではないか?ということはないというシーン。
葛城さん
終結所。
中国の木材の積み上げ方が凄い。
監督がクリスチャンというのは驚いた。
ある国で日本人8人がテロで襲われて7人亡くなった。
1人の生き残りの方と話す機会があった。トラウマ。限られた人にしか話さない。大きな心の傷を抱えた。その時神様はいないと思った。という話しと重なった。
荒木さん
クリスチャンになって帰ってきた人が一番罰を受ける。隠れクリスチャンも結構いる。そのまま韓国に行く人も。北朝鮮そのものが宗教のようなもの。そこに違う宗教が入ることが絶対許せない。厳罰に処される。裏を返せば、北朝鮮という国の脆さ。国自体がコンプレックスの塊。金正男。偽造パスポート、北朝鮮のではどこにも行けないから。
葛城さん
モンゴルと北朝鮮の関係は?
荒木さん
国交がかなりある。横田さんもモンゴルで孫に会った。
葛城さん
国境はあれだけ砂漠なんだなと。
荒木さん
映画はモンゴルで撮影。一番中国で。
横から破らないと物事は進まないということ。
葛城さん
キリスト教を拒否している点。ラジオは一般の方々にも普及しているのか?
荒木さん
普通の人が聞いている。中国。韓流ドラマのDVDも。そこは映画に出なかった。
葛城さん
特定失踪者会が「潮風」ラジオを流している。いま、
クラウドファウンディングやっている。北朝鮮から出られなくなった人に対してなんらかの光にしたい。自由を奪われた人に対して。
湾岸戦争の時に人質となった人。海外は1時間ごとにメッセージを送っていた。日本は何もなかった。あとで聞いたら、一国に向けては出来ないと言われた。なんと愛情のない国か。
自衛隊を使えない理由として、安倍さんは憲法のこと。私達日本人が感じなくなっていることが恐ろしいこと。敗戦国だったからというが、ドイツはどうか。軍隊アレルギーがあったが、東西冷戦が終わって、国を挙げての激論の結果、ドイツ軍単独で救出するという決断。ドイツ人よりも多くの人がドイツ軍によって救出。日本はどうなったいるのか。先人に顔向けできない。
荒木さん
映画の中ではラジオじゃなくて電話だったが、「繋がる」ことの安心感。斉藤ひろしさん。北朝鮮にいると思われる人。ラジオで自分の名前を聞いたと言い、処罰されたとのこと。
平成10年。福井県小浜市で初めて拉致問題の集会。北朝鮮はまだ認めてなかった。労働新聞が小さな記事で掲載。いちむらやすしさんに直接聞いて、見ていたと。
葛城さん
クロッシングは拉致を直接描いてないが、最後まで会えずに引き裂かれた家族。
荒木さん
覚悟しないといけない。拉致されて北朝鮮で亡くなられた人は相当数いる。
葛城さん
日本にいると北朝鮮の中までは感じることはできないが、映画は多くの人にみていただきたい。「めぐみえの誓い」も上映している。北で拉致された人の生活も描かれている。それでもまだ現実に比べるとマイルドに描かれている。
荒木さん
拉致問題を扱おうとすると、在日に対する差別という抵抗がある。「めぐみへの誓い」では、金本さん、脅されて拉致に協力するということで出てくる。9万3千人の在日。
朝鮮戦争で失われた労働力の補充。宣伝。残された在日を使える。人質となる。
在日で日本に帰りたいという話が山ほどある。
日本の朝鮮総連は何の詫びもない。在日朝鮮を一番虐げている。
葛城さん
小松政夫さんの遺作になった。報道では「めぐみへの誓い」に触れられなかった。出演者も政治的なこと、ということで断られた。
正論「寒い国から来たスパイ」荒木さんの投稿。悪気ない人がちょだとしたことで足を掬われて拉致に加担した人もいる。
大鶴義丹さん。政策発表と完成披露記者会見で、前は「色んな悪役をやったが今回ほど悪い役はなかった」、後で「単なる悪者じゃないということがわかったが、歪んだ国家だが、その国の使命感で行っていることがわかった」
いとうすけやすさんの話。
日本人はどうか?
命がけで行動する思いはどこまであるのか?
荒木さん
ちなみに大鶴義丹さんは在日。
いま何をしなければならないのか?
憲法守って平和国家。しかし、拉致は行われ何もしないあったことを隠す国。全部アメリカにやってもらっていた。自衛隊は盾でアメリカが矛。盾といいつつ。。。
拉致問題で課題が炙り出されている。我々一人一人が、日本人としてや?べきことは何かを考えるに尽きる。多少無理をしないといけない。
今回コロナのワクチン接種。歯医者も注射は医師法違反。厚労省の事務連絡のみ。こんなことができるのであれば拉致問題もできるはず。拉致問題はじめ、中国ウイグルチベットなどの人権状況。アメリカに頼るだけではいけない。我が国が主導しないといけない。
葛城さん
大東亜共栄圏として、共に栄えようととして戦ってくれた先人たちの思い。
し拉致問題解決に自衛隊を活用しようという運動を起こしている。情報がないというはなし。情報は本当に欲しいから初めて集める。目的目標。
荒木さん
情報公開について。国からは不断の検討しているといつ話し。憲法の制約。議員立法も。
