【一般質問を踏まえて】
【災害時に被災地へ福祉チームを派遣】

今回の一般質問で、
「災害派遣福祉チーム DCAT」について答弁がありました。
その詳細を本日の佐賀新聞が1面で取り上げて下さってますので、ご紹介です。

このDCATにより、避難所における福祉ニーズの把握や、介護が必要な方への応急的支援が可能となります。

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「佐賀新聞より抜粋」

 佐賀県は、災害時に被災地へ派遣する福祉チームを立ち上げる。高齢者や障害者ら支援が必要な人たちが避難生活で体調が悪化しないように、専門的に支援する。避難が長期に及ぶ場合、要支援者が自立した生活を送れるように環境整備も担う。

 災害救助法が適用される大規模災害時に、市町からの要請を受けて県が派遣する。チームは5人1組で、介護福祉士や看護師、保育士、精神保健福祉士らで構成する。他県への派遣も想定している。

 災害発生の数日後から避難所に入って活動する。要支援者の中から、通常の避難所で生活できる人と、より支援を必要とする人を見極め、後者を福祉避難所や医療機関につなげる。

 後発のチームと交代しながら避難所に1~2カ月間滞在し、要支援者の食事やトイレ、入浴を介助する。福祉の側面からさまざまなニーズを把握し、避難所内の段差を解消したり、手すりを設けたりする業務も担う。新型コロナウイルスの感染予防で、病院や高齢者施設で取り入れている感染症対策にも取り組む。

 県は今後、県内の複数の福祉団体と協定を結ぶ予定で、各団体の職員をチームのメンバーとして登録する。研修や訓練を通してレベルアップを図り、災害発生時は場所や規模を考慮し、登録者の中から派遣するメンバーを決める。

 県内の要支援者は5万7189人いる。県福祉課は「チームが、不安を抱えて避難する要支援者を支えられる存在になってほしい」と話す。