【市内の情報収集へ】

新型コロナウィルスに関して、緊急事態宣言が出され、一気に緊張感が高まっています。


鳥栖市内では、今のところ感染者は出ていませんが、佐賀県内はもちろん、隣接する久留米、筑紫野、太宰府から感染者が確認されております。


鳥栖市の生活圏は、佐賀県の中でも特に福岡圏内と関わりが深く、小中学校の休校措置は、福岡県に習った対応となっている。人によっては、鳥栖市は、福岡県の緊急事態宣言の特例に含めて貰った方が、よっぽど市民の不安を軽減できるのではないか、という声もいただいた。


今日昨日は、鳥栖市役所、鳥栖高校、鳥栖市工業高校、鳥栖保健福祉事務所や、鳥栖市社会福祉協議会などでお話しを聞かせていただいた。


住民の方々からは、小中高の休校のあり方についての相談を多くいただく。学校は相当な緊張感をもって健康管理に努めている。生徒達は、年度の節目でもあり、欠席している生徒もいるが、学校に楽しんで来ている子がほとんど。現場の先生方からすると、就職や受験が間近の生徒達の学びの機会をどう確保するのか。いつ収束するのかわからない状況を模索していた。


社協では、個人向けの緊急小口基金などの対応について。現在22人の相談。失業者が多いのが鳥栖の傾向。相談件数も多い。


1世帯30万円の現金給付金については、国からまだ具体的な説明がないので、待っている状況とのこと。


どこの施設でもマスクや消毒液が足りない状況。


保健福祉事務所では、徐々に増えている相談件数を踏まえると、該当者が出た際、保健師はじめ職員が足りるのか?という課題。現に他の事務所では既に応援派遣がされている。


商工業も含めて、かなり危機的と言って良いと感じる。やはりここは国が踏ん張るべきところだ、というのが率直な思いだが、鳥栖・佐賀で出来ることを積み上げなければならない。