【スポーツ振興対策等特別委員会で視察】
岡山県と広島県を訪問しました。

岡山県では、公益財団法人岡山県スポーツ協会を訪問し、国体では、常に10位前後をキープされている岡山県の「競技力向上への取り組み」について視察しました。


ポイントとしては、
・スポーツの裾野が地域に広がっていること
・競技力向上政策に注力していること
・現場の声が届くことを意識していること
などのお話をいただきました。

また、岡山県独自の取り組みとして、女性アスリートへの支援があります。過去のデータから、女子小中学生アスリートへの支援の必要性を見出し、男性では踏み込めない領域に関して、独自の冊子を作成し、指導に活用している点がありました。

そして、今回のレクチャーを主に担っていただいた担当者の方は、元水球の日本トップフライヤーであり、情熱溢れる方だったことがとても印象に残りました。

岡山県は過去に財政危機宣言を行った自治体であり、スポーツ環境整備についても、かなり制限された時期があったそうです。この点を踏まえて、

「ヒト・モノ・カネは、当然必要。ただ、先人への感謝や、スポーツへの情熱を次の世代に伝えることが必要。結局最後はヒトが大事」

という趣旨のことを、涙をためながらお訴えいただきました。

広島では、広島グリーンアリーナを視察。平成6年に開館し、民間も踏まえて、大アリーナは利用率91%。都市公園であることから、地下を活用したつくりになっておりました。






駐車場は、200台で、近隣を合わせると1400台ありますが、これでもイベント時は混雑するとのこと。

次に向かう途中、平和記念公園に立ち寄り、先人への感謝と平和への祈りを捧げさせていただきました。



次に、広島駅から広島球場までの徒歩環境の状況を歩いて視察しました。

距離は佐賀駅〜佐賀サンライズパークの半分程度。ただ、民間の方々の協力や、広島カープのイメージカラーに近い色が多く、統一感ある歩道になっていました。この点も佐賀が今後見習うべきところです。





福岡に戻り、今日は林英臣政経塾の例会。
今月は、中国思想について。孔子、老子、孫子、韓非子、など、中国で生まれた思想について学びました。