ようやく当日を迎えた。
子供達の社会的養護の必要性について考えるための里親推進フォーラム。
福岡県や大分県では、近年盛んに訴えられている内容だが、佐賀県ではこれからではないか。しかし、今回のイベントを開催して、土壌はかなり備わっていると感じた。あとは仕掛ける人ときっかけですね。
子供の貧困と言われているが、それは社会の貧困そのもの。親の自尊心が低いから当然子にも影響する。
愛着の必要性。命を繋ぐ必要性。そのための社会環境のあり方。
つくづく、明日は我が身なんだよなぁと思ってしまう。
準備。
私は講師のお付き。
控え室では、田尻先生とじっくり懇談。日本の病巣について、非常に深い見識をお持ちで、行動で実践されてこられた。過去を掘り起こして良いものを再構築する。自尊心や、自己肯定感のある人間を育てること。根底からやらなければならないことは国策でも実践しているが、まだおそらく20年はかかるのだろう。ここを真に訴えていらっしゃることを知ることが出来た。
もっと表立って言えるようになれる日に向けて、やり続けなければならない。
坂口先生と田尻先生のやり取り。里親に限らない社会的養護の必要性について、突っ込んだ議論。
