ウロッチも父の命日に、必ずお墓参りへ行きます。


そんなことをしても、誰も喜ばないことを知りながら。


生前に親孝行をしておけばよかったのですが。


お墓に行ったって、花を飾ったって、お線香あげたって、帰ってきてくれないのです。


では何をしに行くのか。


それは「報告」です。


おかげさまで、何不自由なく、楽しく生活をしています、と。


先祖がいて、自分がいる。


恥じないよう、人のために生きていくと、約束する場所なのかもしれません。


そのお墓の前で清水由貴子さんは・・・。


頑張ってお母さんの介護をして、誰にも恥じることなく生きてきたのに・・・。


大好きなお父さんのお墓の前で・・・。


真面目な人が救われる社会を、私たちは作り上げなければならないのです。


手を差し伸べる人が増えていく社会が必要です。


そのためには一人一人がゆとりを持って生きていかなければ。


一人一人が他人のために生きていかなければ。


優しさが連鎖する、より良い社会を作っていきましょう。