GCUに移った息子が、退院まであと数日となったある日。

 

お互いの両親・職場へ息子の現状を報告し、今後の事について話をする。

私の父は「こんなことはあり得ない!医療ミスだ!弁護士に相談しろ!」

っと内孫初の長男がこんな目に遭い、かなりご立腹している。



…私たちも最初はそう考えた。

しかし医療ミスを疑うと、もしかすると医療裁判にまで発展するかもしれない。


今の私たちの現状では仕事・子育て・介護の予定に加え

 

裁判までとなると確実にキャパシティを超える労力が必要となり

 

家族や親族にかなりの負担を強いる可能性があった。

また小さい島唯一の総合病院でもあり、元々助け合って生活してきた地域…

訴訟を起こすと、この病院との関係がこじれ

 

家族は今後安心して診察してもらえない可能性もある。

だからといって別の病院へ通院する方法もとれない…

 

島から400km離れた総合病院まで飛行機で通うことになるからだ。

とても現実的ではない。

そして色々調べていくうちに、お産は必ずしも安全ではないこと

 

医療技術が発達してきた弊害の一部でもあること

なにより病院は息子を助けるためかなり努力してくれたこと。

…そういった理解もあり、妻とも相談した結果

 

訴訟を起こす等の選択肢は放棄した。

甘い対応だと思われるかもしれない。

 

子を産んだ責任から逃げたとも言われるかもしれない。

が起きてしまったことはもう元に戻せないし

 

頑張っても今まで送ってきた普通の生活は破綻するだろうなと想像できた。



ただ分娩時になにがあったのか?

息子の為にも詳しい原因を知りたかったが

 

当時の産婦人科の先生とは会えずじまいなので

 

妻と息子のカルテを病院へ開示請求をすることにした。

 

 

 

あとは息子の退院後の生活のため、

 

病院のソーシャルワーカーさんにいろいろと相談をしていく。