石田衣良さんの「LAST」

LASTをキーワードにした本です。

ただ、すべての短編集が重いです。つらいです。
読みながら、苦しさがこみ上げてきます。
一つ目を読んだあと、読むのをやめようかと思いました。

本を投げ出そうかと思いました。
それだけ、重い内容です。

どこかに、ハッピーエンドになるような、どんでん返しがあるだろう!と期待しながら読んでも、そんなものはあるわけなく、どん底で終わります。

ある意味、作者がチャレンジした本なのかな?

あんまり本読んで、こんなに読むのがつらい本ってないので、興味本位としてはよいかも。。。

すべての短編が、どん底に追い詰められた人々が、最後に出す決断を描いています。
人によって、いろんな人生があると思います。
とことん、堕ちてしまったとき、人はどうすればいいんだろう?

「ラストシュート」以外はすべて「お金」にまつわる話です。
お金にまつわる悲しい人間ばかりが登場します。
なおかつ、よくここまで、どん底人生を思いつくなあと。

これを読むと、いまの自分の人生がすごい幸せに思えます。

どの短編集を読んでも、ひたすら落ち込みます。。。

ちなみに、ひとつだけ、短編のネタを・・・
町工場を自転車操業でやりくりしていた社長は、サラ金に借金を数千万していた。
その数千万は、やばい方々の手元に・・・
その数千万を返すために、2拓を迫られる。
1)家族(妻、娘)を売る。
2)自分が自殺する。(保険)
究極の選択ですよね。。。
家族を売ってまで、生きたくないし・・・
でも、死ぬのも・・・

最初のこれを読んだだけで、重くなってしまいました。。。

今度は、楽しい本にしよっと。