伊坂幸太郎さんの「死神の精度」

めずらしく、短編です。
前回の本に比べ、読みやすいです!

伊坂ワールド満載です!

主人公は、死神です。
ふと、サイト見たら、映画化されてたような。
死神役は、金城武だった。
う~ん。合ってるかも。

死神が織り成す、いくつかのストーリーです。
この死神は、音楽が大好きで、人間界がわからないので、受け答えが人間とづれていたり、素手で、他人に触れなかったりと・・・そんなやつです。

内容は、すばらしいですね!
これぞ、短編集!って感じでした。

余韻を残した結末が、伊坂ワールドですね!。

死神と人間のかみ合わない、会話もおもしろいです。

ありえない話なんだけど、なんとなく、私も死神を受け入れてしまいました。

主人公の死神は、つながっているので、短編集ぽくない部分もあります。

1話毎の内容を書いてしまうとネタバレになるので、あえてコメントはしません。

だけど、最後の「死神対老婆」には、号泣しました。
電車の中で、号泣しました。
心が洗われる感じでした!

これだけでも、読んで欲しい…
本ってステキングですね!

お勧めの一冊です。