十四

 

子游(しゆう)武城(ぶじょう)

の宰(さい)と為(な)る。

子曰(しいわ)く、

女(なんじ)人(ひと)を得(え)たるか、と。

曰(いわ)く、

澹台滅明(たんだいめつめい)

という者有(ものあ)り。

行(ゆ)くに径(こみち)に由(よ)らず。

公事(こうじ)に非(あら)ざれば、

未(いま)だ嘗(かつ)て偃(えん)の室(しつ)に

至(いた)らず、と。

 

 

子游が武城の長官になった。

孔先生が子游に、

「人材を得ましたか。」

と、尋ねた。

子游孔先生に、

「澹台滅明という人物がおります。

彼は何処か行く時に、近道を通りません。

公用でなければ、けっして私の自室に

入ることをいたしません。」

と、返答した。

 

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