おはようございます。
本日は、「ワークライフバランス」について、書いていきたいと思います。
「ワークライフバランス」
すでに聞き慣れた用語であり、労働時間に遵守した働き方、男性の育児参加、メンタルヘルスなどの施策が後押しした背景もあるかなと感じています。
「すべての働く人たちがやりがいのある仕事と充実した生活との両立について、自分の意思で多様な選択が可能になる社会、それを支える政策やシステム、慣行が構築されている社会」 ※厚生労働省より
今回は、この定義の元、私の「ワークライフバランス」について、ご紹介致します。
まず、大前提に、「ワーク」と「ライフ」は、綺麗に分けられるものではないと解釈するため、「ワーク」と「ライフ」がグラデーションになっているものだと思います。
私は、「労働者」として、始業時刻までに職場に向かい、終業時刻以降は、職場を退社します。
私は、社会人になった時より(10年前)、「サービス残業」が大っ嫌いでした。
「労働時間内に、仕事が終わらないのは、自分の能力の問題だ」
そんな粋がっていた私は、業務終了後の会議や研修会などがある時以外は、「必ず」定時に退社していました。
そんな新人職員の私を見かねた上司が、
「○○君は、すぐ帰るから偉いね」
と嫌味プンプンで言われたことを、今でも覚えていますw
もちろん、人それぞれ抱えている仕事量は異なるため、一概に「残業=能力がない」とは、今では思いませんが、当時の上司は、根本的に仕事の優先順位の誤りや、雑談の多さが際たつ上司であったため、当時は率直にそうだと生意気に思っていましたw
日本人は、汗水を垂らし、時間を超過してでも頑張って働くことが「美徳」という風習が古くからありました。
介護現場でも似たようなケースがあります。
「ノーリフトポリシー」という、腰痛予防のため、クライエントの介助を行う上で、「人力」による抱え上げなど、腰部に負担がかかる動作を禁止し、福祉用具(リフター等)の活用や、クライエントの自立した動作を促すようなケアを行う方針があります。
諸外国では、先駆的に取り組まれていましたが、日本ではここ数年で、より具体的な施策が打ち出されました。
やはり、この背景には、汗水を垂らし、働くことを良しとする日本的な文化背景があったのかもしれません。
これは、長時間労働とも密接な関係性を示す、日本人特有のマインドかなと感じています。
さて、先ほど、述べたように、私は「定時退社」を目標に仕事をしています。
もちろん、仕事が全て終わらない日もありますが、「今日中に終えなければならない仕事」は終えて退社します。
仕事の優先順位を決めるときは、必ず「重要度」と「緊急性」を元に、取り掛かるよう心掛けています。
※個人の判断ではなく、上司や依頼者側に確認の上。
また、いつまでに終えなければならないのか、「仕事の期限」を設けて、複数の仕事を並行し取り組みます。
※余談ですが、一つの仕事へ注力する時よりも、複数の仕事を並行してした時の方が、新たなアイディアや、仕事の進みが加速することが多いと思います。
つまり、1日単位ではなく、1週間や3週間など、「仕事の期限」に応じて仕事に取り組むスケジューリングを行えば、「定時退社」は可能だと思います。※全ての仕事がそうではないと思いますが、私の仕事の場合です。
もしそのような工夫をしても、仕事が溢れ返り、一向にデスクが片付かないのであれば、仕事の量と能力が見合っていない事を意味するため、上司に要相談になるかと思います。
体調を崩してしまうと元も子もないですもんね。
今回は、「ワーク」に対する向き合い方の内容となりました。
少し長くなりましたので、続きは、次回に持ち越しますね。
それでは、皆さん良い一日をー♪