おはようございます。
本日は、「消防団」について、書いていきたいと思います。
皆さん、「消防団」って聞いたら、どんなイメージがありますか?
私の耳に入ってくる意見としては…
「仕事をしながら、地域のために頑張っていて凄いね」とポジティブなものもあれば、
「飲み会ばっかりして、旅行に行っている人達」というネガティブなものと、両面あると思います。
私が暮らす地域は、田舎ですので、消防団への所属率は高く、入っていない人は後ろ指差されるくらいです。
(今はそこまではないですがw)
消火活動のみならず、災害時の救助活動など、消防本部の指揮の元、地域住民の安全・安心のために幅広く活動しています。
そんな消防団に、10年以上所属しています私が、今回「消防団に入って良かったこと」を紹介してみたいとも思います。
※別になんの回し者でもありませんw
①人脈が広がる。
私の所属する消防団には、建築業、林業、建具屋、医療福祉業、行政の方など、様々な方が所属しています。
普通に仕事をしていたら、なかなか巡り合わない人たちと、同じチームに所属し、地域のために活動することが出来ます。
自然な形で、異業種交流が実現でき、自分の仕事にも凄く役に立ちました。
印刷業の人に、研修会のフライヤーを依頼したり、地域の福祉イベントで出店をしてもらったり、施設の電気・ガスの点検をしてもらったりと、消防団に入ったことでの副産物として、互いの商いを、WinWinの関係に築いてくれました。
②地域への愛着心。
地域で火災があった際の消火活動、行方不明者の捜索活動、自然災害時の救助活動など、消防団は地域住民の安心・安全のため、多岐に活動します。
それ故に、地域の事をより深く知る機会にも繋がります。
地域の世帯の状況や標識が見にくい通学路、ハザードマップに準じた危険個所など、よりミクロに視点で、地域の状況が把握できるようになります。
また「自治会」を運営されている人達との関りもあるため、高齢者の集いの場などをはじめとするインフォーマルなサービスの発掘にも繋がります。(医療福祉職の私としたら有難いご縁です)
顔の知れた住民同士の助け合い(互助)をより強固にしていくためには、自分が住まう地域への愛着心は不可欠ですね。
③防災リテラシーの向上
近年、地震や風水害など、数十年に一度起こり得る自然災害が、立て続けて発生しています。
災害大国日本に住む私たちは、常に自然災害と隣り合わせで生活しています。
水害時の土嚢の作り方や、防災リュックの準備、避難のタイミングや避難場所での生活など、消防団に入団したからこそ知り得た知識も多くあります。
有事の時は、自分自身の身だけではなく、家族や施設の利用者など、あらゆる立場の人たちの安全を最優先に行動できるよう、日々の防災活動は大切になります。
以上、私が「消防団」になって良かったことの紹介でした。
住んでる地域や自治体によって、在り方は様々かもしれませんが、目的を持ち所属するコミュニティは、自分の成長に繋がりますね。
この記事を読まれてた皆さんの「消防団」に対するイメージが少しでも変われば幸いです。
それでは、皆さん良い一日をー♪